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12月24日(日)
 中山9R・有馬記念。今年一年を締めくくる大一番。きっちりと仕留めて年を越したいものだ。
 今年はこれで引退となるディープインパクトに当然ながら注目が集まったが、7つ目の勲章を手に花道を飾るためクリアすべき課題は二つ。体調面とコース適性面だ。
 JCから中3週のローテーションとなるが、DWで6ハロンからかなり速い時計を3本。引退を前にビシっとやってきた感じ。菊花賞後の乗り始めが遅く9本の時計を出しながら弱めの過程だった昨年の有馬記念時とは違っている。
 勿論、ビッシリやったJCがギリギリ馬体重で、今回も減っていたときの反動は気になるところでパドックには注意したいが、現時点では不安なしとしたい。
 さらに中山の馬場傾向が変わってきたのも追い風だ。土曜日の芝のレースを見る限り、内を避ける騎手が多く外差しも決まってきた。器用さに欠け小回りの中山コースは割引だが、これはオッズの折り込まれていることであり、ゆえに◎ディープインパクト
 ディープが強い勝ち方をする事を前提に、何が2着馬になるかを考えてみた。このメンバーなら、流れや展開で2着は変わってくるのではないだろうか?
 前々で器用に立ち回る馬を捕まえ損ねるのがディープの負けパターン。武騎手もここだけには神経を使うはずで、早めのチェックが入る。4コーナーを回るときは3〜4番手くらいの位置にいるはず。2着は、ディープが抜け出してからあと後方から突っ込んでくるタイプだ。
 ○スイープトウショウは、ディープを意識せず自分の競馬に徹してくる。ここ2戦はいつもの伸びではなかったが、長期休養明けで京都大賞典を快勝した反動が出たのかもしれない。ハーツを、そしてロブロイを捻じ伏せた昨年の宝塚を思い出せ。
【馬連】C−Eの1点



12月10日(日)
 中山11R・朝日杯FS。今年は傑出馬不在の混戦模様で、乗り方や展開次第で結果が大きく変わってきそう。
 これまでの2歳戦を振り返ると、前半スローに流れ正味3〜4ハロンの決め手比べのレースが多かったが(表1)、中山マイルで行なわれる朝日杯ではスローの決め手比べになることはまず考えにくい(表2)。これは中山の直線が短いため各馬の仕掛けが早くなることとゴール前の急坂でラップが落ちるためである。つまり、朝日杯で問われる適性は末脚のトップスピードではなく、末脚の持続力。上がりが速い競馬で勝った馬が人気になりそうだが、持続勝負になったときは実は未知数なのである。

(表1) 今年の2歳戦・朝日杯出走馬の最先着馬のラップ
最先着馬 着順 前半
3ハロン
後半
3ハロン
後半−前半
新潟2歳S ゴールドアグリ 1着 37.1 33.0 -4.1
札幌2歳S アドマイヤヘッド 2着 36.9 35.4 -1.5
芙蓉S ドリームジャーニー 1着 37.5 35.0 -2.5
デイリー杯2歳S ナリタダイドウ 1着 36.0 34.6 -1.4
いちょうS マイネルシーガル 1着 36.9 34.5 -2.4
京王杯2歳S マイネルレーニア 1着 35.2 35.5 +0.3
東スポ杯2歳S フライングアップル 2着 37.3 33.8 -3.5

(表2) 朝日杯の過去10年の勝ち馬とレースラップ
勝ち馬 四角
位置
前半
3ハロン
後半
3ハロン
後半−前半
96 マイネルマックス 4番手 33.9 39.1 +5.2
97 グラスワンダー 5番手 34.3 36.5 +2.2
98 アドマイヤコジーン 6番手 35.1 36.4 +1.3
99 エイシンプレストン 8番手 33.5 37.6 +4.1
00 メジロベイリー 4番手 35.0 36.1 +1.1
01 アドマイヤドン 3番手 34.4 36.1 +1.7
02 エイシンチャンプ 2番手 34.3 36.6 +2.3
03 コスモサンビーム 3番手 34.1 36.2 +2.1
04 マイネルレコルト 2番手 34.0 36.0 +2.0
05 フサイチイシャール 2番手 35.9 34.7 -1.2

 ◎マイネルレーニアは、上がりがかかる競馬で高いパフォーマンスを出す持続力勝負型。新潟2歳Sは逃げ馬に不利な馬場コンディションだったが、それでも僅差の3着。ここでちょい足らずの競馬こそ中山マイルに符合する。前回は控えたことでペースが緩み接戦に持ち込まれたが、速いラップで逃げた方が良さそうなタイプ。馬場が渋ると減点だが、絶好の内枠偶数番から積極策を期待する。
 ○ゴールドアグリは、最後まで本命と悩んだ。勿論、新潟2歳Sを評価したのではない。前回はここを意識しての叩き台と感じ軽視したが、出遅れてチグハグな内容ながら0.5差なら許容範囲。適性面で劣るが、今度は上積みが大きいはず。
【馬連】A−C本線に、CからGBHMEKを抑える。

 中山12R・初霜特別コスモキララを狙う。1000万昇級後は強い相手にEH着とクラス実績はないが、メンバーが落ちるここなら狙いは立つ。間隔が空いた前走は度外視でき、叩いた効果が大きそう。
【馬連】A−I本線に、FからACDHBGを抑える。

 中山10R・冬至S。津村騎手騎乗時は(1、3、0、1)、11月〜1月は(2、1、0、1)、連闘に高い実績のある厩舎。勝負気配とDATA面から狙えるのがリスティアダーリン。3走前のむらさき賞は、休み明けで前残りの馬場ながら0.9差。もう少しやれていい。
【馬連】@−H本線に、@からDFGBIを抑える。



12月9日(土)
 阪神9R・エリカ賞エルヴィスの前走は、ただ回ってきただけの内容でスムーズさも欠いていた。休み明けで叩き台の印象が強く、いきなりの重賞挑戦なら度外視していい一戦だ。今度は新馬勝ちした川島騎手に乗り代わり勝負気配。ブラックオリーブも相当の素質を感じさせる。これが大本線。
【馬連】A−Iを本線に、AからFBJD@を抑える。



12月3日(日)
 阪神11R・阪神JF。1996年にファンタジーSが設置され、阪神JF(当時は阪神2歳牝馬特別)の前哨戦的位置付けのレースとなったが、ここで勝った馬は意外と本番で苦戦している。直線部分がほぼ平坦な京都の1400mと直線部分に坂のある阪神マイルとでは、そもそも問われる適性が違うのかも知れない。
 今年は阪神競馬場が改修されたが、今回行なわれる外回り1600mは直線が121mも長くなり、より問われる適性の差も大きくなるように思われる。少なくとも馬券になるのは、ファンタジーSで強い負け方をした馬の方だ。
 ハロースピードが面白い。数字的にはファンタジーSで1.0差をつけられてしまったが、内容はそれこそ”負けて強し”だった。スタートで出負けした直後、他馬と接触して後方からの競馬で、4コーナーでも窮屈になるシーンがあった。それでいて3着まで押し上げたのは地力の証明であり、距離に対するメドも立った。加えて、この週は高速馬場で先行馬が有利なレースが多かった。当時3ヶ月半ぶりの実戦も影響していたはずで、ここに向けての印象を強く持った。
 アストンマーチャンのファンタジーSも強かった。上がりの速いレースで強い勝ち方ができたのは今回にもつながるはず。マイネルーチェもコース替わり、叩き2戦目で好転する。新潟2歳Sの内容を見直す。
【馬連】G−H、F−G本線に、GからPIBANを抑える。

 阪神9R・ポインセチア賞チアズウイナーは、休み明けだった前走で今回人気のコンゴウダイオーと0.3差。距離短縮に叩いた効果も見込めば、こことは逆転必至。
【馬連】C−F、CからEGDJ@を抑える。



11月26日(日)
 ジャパンCは馬券意欲のそそらないレース。ここは◎ディープインパクトの頭濃厚か。器用さのないことが欠点のこの馬にとって、東京の2400mは世界中のどのコース、どの距離の中でも、最も力の発揮できるコースと考える。有馬記念でハーツクライに敗れているが、コース適性の無さに加え、当時は直前の調整が軽めにも関わらず馬体が減っていた。神新杯→菊花賞で好タイム勝ちした反動が出たと思われ、いつも程伸びなかった。
 ハーツクライは、馬券的に割り引きたい。ローテーション的に見ても3強の中で一番劣る。昨年秋は天皇賞6着→JC2着→有馬1着と使うにつれてパフォーマンスを上げた。
 ディープが四角で早めにハーツに並びかける形なら(武豊騎手は先行馬を早めに交わす騎手であるが)、ハーツが2着確保できないシーンも。連穴は○ドリームパスポートとする。ダービー当日は、インが伸び先行馬に有利な馬場で外を差してきたこの馬は勝ち馬に同等くらいの内容だった。春は勢いがあったメイショウサムソンとは秋に入って逆転している。高い次元で相手なりに走る馬で、ディープが前を掃除した後に突っ込んでくるシックスセンス・タイプだ。
 ▲ウィジャボードは、能力を認めるもののBCから中2週で日本遠征のローテーションが気がかり。フサイチパンドラは、宝塚記念でハーツを破っているスイープトウショウをエリザベス女王杯抑えた。Fパンドラ>スイープT>ハーツCという不等式は強引だが、今年の3歳牝馬のレベルは高い。斤量差を活かせば馬券圏内も。
 馬券は、1着ディープ→2着ドリーム、1着ディープ→3着ドリーム、1着ディープ→3着ハーツの3連単あたり。小額で。

 東京8R・シャングリラ賞ラブリネスオブパリは、3ヶ月以上の休養明けに限ればB@@@着と、休み明けでこそのタイプ。逃げ馬らしく、自分の形でないと前2走のように大きく崩れる。人気が落ちたときこそ買いたいタイプだ。先行馬と相性のいい岩田騎手。最内枠もいい。母はJCハナ差2着馬で血が騒ぐ。
【馬連】@−N本線に、@からFKIDを抑える。

 東京9R・キャピタルSダンスインザモアの前走は、内枠から出遅れて大外ブン回し伸びを欠いた。4コーナーでかなり脚を使っていたし、距離ロスも大きかった。11着でも0.6差ならここは圏内。
【馬連】C−L本線に、LからIFKDを抑える。



11月25日(土)
 東京12R・セレブレイション賞ロランラムールはキャリア5戦の3歳牝馬。デビュー2連勝後、クラシックを意識して適性のないところを無理に使っている印象が強いが、クラシック戦線が終わった秋は、一転して東京芝千四を連続して使ってきた。陣営はこの辺に適性ありと見ているのだろう。
 前走は休み明け・初の古馬1000万でのレースとなったが、後方から差を詰めて来ただけの内容で、いかにも叩き台の要素が強かった。それでいて0.4差ならこのクラスで十分勝負になることが証明された。主戦騎手への乗り代わり、牝馬限定戦で今回は意気込みが違う。
【馬連】A−I、I−K本線に、IからFCEJBを抑える。

 東京10R・ウェルカムSメジロトンキニーズは3歳春500万当時、使い込むにつれ良化しそのクラスの長丁場を勝っているが、いかにも叩き良化型の印象が強い。
 前走は軽ハンデとは言えGU戦。そこで差し切りそうな勢いで伸びかけて後ろの馬に交わされたのは、久々に使った分だろう。距離は長ければ長いほど良く、二千に一抹の不安があるが、これはオッズに折り込まれるだろう。右回りが不得意な馬で、東京開催のうちに勝っておきたい。
【馬連】B−I本線に、BからHFEを抑える。


11月19日(日)
 東京12R・4歳上1000万下パピヨンシチーを狙う。前回は休み明け、昇級初戦で戸惑いもあったと思うが、それでも0.9差6着と健闘した。一度使われた今回は、クラス慣れが見込め前進が期待できる。
【馬連】C−L本線に、LからMAEJGO@を抑える。



11月18日(土)

 東京9R・相模湖特別。10/15の山中湖特別はかなりメンバー揃っていたレースで、勝ち馬は次走GUで3着になったほど。シュトラウスは休み明け、昇級初戦のハンデがありながら、ここで0.7差7着だった。2勝しているこの距離もプラス材料。今回は全ての面で好転する。
【馬連】L−M、H−L本線に、LからDKJCFを抑える。

 東京12R・4歳上1000万下エイシンアスワンは、左回りダートは(2、0、0、2)だが、東京・新潟で1勝ずつに対し、着外2回は中京でのもの。小野騎手とは3度目のコンビだが、過去2回が500万特別勝ちと1000万特別0.4差4着。この遠征は狙い済ましている。展開が速くなりそうだが、前走時控える競馬でメドを立てており適応できる。
【馬連】G−L、B−G本線に、Gから@FEMを抑える。



11月12日(日)

 東京12R・4歳上1000万下カネマサデュークは、東京ダートで(0、0、0、6)だが、EFHDCC着と今一歩及んでいない。前々走は0.7差4着だったが、休み明けだったこと考えれば上々。今回は内田博騎手の乗り代わりインをうまく回る競馬なら馬券圏内に突入する。
【馬連】A−K、A−H本線に、AからCENGJを抑える。

 東京9R・赤松賞。将来性高い馬も多いが、ディーズメンフィスでとことん穴狙い。前走で、人気の一角サンタフェソレイユとは0.5差。少し間隔が空いた影響もあったはずで、今回はもう少しやれるはず。
【馬連】F−M、E−M本線に、MからC@GJを抑える。



11月5日(日)

 東京12R・4歳上1000万下カネスベネフィットは、1000万昇級後の東京ダートに限れば(1、1、1、5)だが、3着以内の3回はHKF人気と東京で大穴を開ける。前回は休み明けで1.0差12着だったが、使われて良くなるタイプ。追い切りのタイムが良く、叩いた効果は大きい。
【馬連】E−F本線に、FからD@ICBAを抑える。


11月4日(土)

 京都11R・カシオペアSアルビレオが狙い目。決め手比べの競馬に強く、京都外回りコースに高い適性を持つ。先週のスワンSは後ろからでは厳しい競馬だったが、それでも0.4差7着なら上々。連闘は予定していたようで、相手が楽になった。
【馬連】C−H、@−H本線にHからKJAL

 京都12R・3歳上1000万下シュンキに勝負気配。川村厩舎−小林徹騎手の組み合わせは今期(0、0、0、7)と5着以内すらなく、前走は休み明けで叩き台の要素が強かったと思うが、それでも0.8差6着だった。叩いた今回は上積みも見込め、京都ダ1400は現級勝ちがある。
【馬連】G−J本線に、Gから@DCEMを抑える。



9月23日(土)

 中山11R・ペルセウスSが今週の勝負レース。ダート替わりになるウインレジェンドが絶好の狙い目。ダートは1戦だけして大敗しているが、この時は1800m戦で、出遅れた上にスタート直後脚を使ってしまい末を欠いての殿負け。敗因はスムーズさを欠いたことで、ダート適性のなさではない。事実、前走時は栗東Bコース(ダート)で追い切られ5ハロン61.9の猛時計。この週のダントツの一番時計で、一流のダート馬でもなかなか出せないタイムだ。最初の一完歩が遅く先手が取れず揉まれた際に不安があるが、二の脚が速くセントウルSでも楽にハナを叩いたほどのスピードの持ち主。芝からの発走で、主導権争いに有利な外枠も好材料。ハナさえ切れば、かなり速いラップでも楽勝できるはず。先々はダート短距離界の頂点まで期待できる。
【馬連】B−H、H−I本線に、HからFJGEを抑える。



9月10(日)

 中山11R・京成杯AH。今週から秋番組に入り、東は中山開催となる。皐月賞以来の開催で、その間芝も生育し絶好の馬場状態。土曜の開催では、500万の芝1200で1.08.2のタイムが出ていた。”超”ではないにしても、前が中なかなか止まらない高速馬場になった。
 ステキシンスケクンは気性が激しくやや一本調子な面がある馬。距離的にはやや長い感じもするが、古馬重賞でもスピードは通用する。父ダンチヒはアグネスワールドやマグナーテンらを輩出。開幕週の高速馬場のレコード決着に強い血統である。事実、開幕週のアーリントンCを逃げて楽勝している。皐月賞は距離、NHKマイルは直線の長い東京コース、アイビスSDは時計のかかる馬場と直線競馬が敗因で、一度リズムを崩すとやめてしまうタイプなのだろう。一本調子をサポートしてくれる開幕の中山マイルは適条件なはず。森厩舎&後藤騎手のコンビは近1年で連対率40%を超え、これも見逃せない。
 メンバーの揃っていた京王杯SCで前残りを差したインセンティブガイ、中山マイルの鬼マイネルモルゲンも前走内容良く侮れない。
【馬連】G−J、G−I本線に、GからMFBCを抑える。

 中山7R・3歳上500万下ノンコは鉄砲効くタイプで、直前も入念に乗り込まれている。2歳時の中山2000mの2.00.4は破格のタイムで能力通用の下地。古馬初対戦でも。
【馬連】A−B本線に、BからJCDLを抑える。

(先週の訂正:@新潟芝外回りは657mではなく659mでした。Aピアチェボーレ→ピアチェヴォーレの間違いでした。m(__)m)


9月3日(日)

 新潟11R・新潟2歳S。新潟外回りコースは直線部分が657mもあり、4角での位置取りが悪くても直線で十分巻き返しの効くコースである。直線までに無理に脚を使うケースが少なく、遅めのペースで流れ上がりの競馬になることがほとんど。
 新潟2歳Sは新馬を逃げ切った直後の馬が出走するケースが多く、外回りにしては比較的に速い流れになることが多い。しかし、今年は逃げて勝った馬が少なく先手争いにケリがつけば、例年以上にゆっくりとしたペースになりそう。
 新馬を外回りの千六や千八に指定する馬は、「余裕残しで新馬V→仕上げて新潟2歳Sへ」のヴィジョンを描いている。外回りの新馬は、前半速く流れることは皆無で速い上がりを使っても走破タイムは決して速くならない。その分高い評価を得にくく馬券的妙味もある。
 ニシノコンドコソは新馬を33.6の鬼脚でゴボウ抜きしてのV。直前の調教も良さそうで、新馬当時より差し・追込みが決まりやすくなってきた馬場も有利に働く。相手は、やはり新馬で非凡な脚を使ったゴールドアグリ。穴は同じ観点でマイネルーチェ
【馬連】A−G、A−I本線に、AからHFCK

 新潟9R・燕特別ピアチェボーレは中1週が続いているが、中間もしっかりと追って体調良さそうで、外回り向きの決め手もある。限定→特別でも。
【馬連】G−M、G−K本線に、GからCOHEを抑える。



8月6日(日)

 2ヶ月ぶりにこのコーナーを更新しました。秋開催はなるべく多く予想していきたいと思います。

 小倉10R・KBC杯。1月に行なわれた平安Sは数少ない中央の重賞らしくメンバーの揃った一戦だったが、比較的ゆったりと流れ先行馬有利になった上にイン有利な馬場だった。そんな中、アンドゥオールは終始外を回る展開で差してきて0.3差4着だった。利点を活かしきった1〜3着馬よりも内容は良く、1番強いものだと感じた。小回りコースで脚質的に不安はあるものの有利な最内枠を引いた。インをうまく回る乗り方が期待できそう。調教で目立たず実力よりも人気にならないタイプ。別定57キロも実績を考えれば有利。
【馬連】@−A、@−I本線に、@からHEDMを抑える。

 函館11R・噴火湾特別は、降級3戦目のポライトストーンが狙い目。出遅れた前走は参考外で、調教内容良く人気も下がった。
【馬連】D−G本線に、GからBLAIKを抑える。



6月4日(日)
 東京11R・安田記念。今週から東京芝コースはC→Bコースに変更になった。内側3メートルの部分が露出したが、土曜日のレースからはやはり内有利の競馬が目についた。思えば、先週まで4週連続続いた東京のGT全てで、1枠のどちらかの馬が連対していた。
 マイラーズCを完勝し完全に軌道に乗った感のあるのがダイワメジャー。確かに東京コースに若干の不安が囁かれているが、これまでの東京コースの敗戦には展開が厳しかったり気性的なもので不完全だったりでそれぞれに言い訳のできる面もあり、本格化した今ならこのことに対する不安は少ない。しかしながら、決め手勝負に不安を残し早めの競馬で粘り込みを計るものの、真に適性のない分だけ最高に騎乗された何かに最後交わされるのではないだろうか。ここ数年は前半速めに流れ、逃げ〜先行が苦戦しているのが安田記念の傾向でもある。その分だけ対抗評価○に落とした。
 ギャンブルになるが、◎テレグノシスとした。近走はGT2桁着順やGU・GVで取りこぼしも見受けられ7歳になり衰えたという声も聞かれるが、スローに泣いたり大外を回りすぎたりとこの馬の不器用さが災いした結果ではないだろうか。それでも上がりが32秒台〜34.0、着差が0.5〜0.8におさまっているのは、地力のある証明であり能力に衰えがあるどころか今がピークであるとさえ思える。特に前走京王杯はイン有利な上にスローに流れ、勝ち馬にしてやられた感。それでいて出負けして最後方から大外を回り0.5差3着なら負けて強しの印象だった。3歳時のNHKマイルCで最内枠からインを巧みに回り快勝しており、今の東京の馬場を知り尽くした鞍上が一か八かのイン強襲。最高の騎乗で一発を狙ってくる。
 インセンティブガイは、前走出遅れてインを回ったもののスローペース後方から0.3差まで追い込んだ。好位からの競馬も可能で、ここにきての上昇度は未知の魅力がある。
 近況著しいダンスインザムード・オレハマッテイルゼは、前走うまく行き過ぎた感があり、怖い存在に変わりないが馬券的には抑え程度の評価。
 カンパニー・バランスオブゲームはやや足りない感はあるが、前者はインを回る器用さと東京向きの決め手、後者は安田で穴多発の鞍上が魅力。
 ハットトリックは大外一気型で乗り代わりはマイナスか。岩田騎手はデルタブルース、ヤマニンアルシオンでGT連対歴。先週のコンゴウリキシオー(金鯱賞)など、逃げ〜先行馬を直線持たせるのが持ち味の騎手の印象が強い(条件馬でも穴はたいていこのパターン)。アサクサデンエンは昨年優勝時と明らかに充実度が違う。香港3騎もいずれも大外一気型でイン有利な馬場で軽視。
【馬連】@−B本線に、BからMAPJKを抑える。



5月28日(日)
 東京10R・東京優駿(日本ダービー)。今年は史上稀に見る混戦模様で、上位7〜8頭くらいが差のないところでチャンス十分。
 明暗を分けるのは馬場状態と考えた。東京コースは言わずと知れた直線が長く広々としたコースだが、一昨年の秋くらいからイン有利な競馬が目立ち外差しが以前ほど決まらなくなってきた。今年の春開催もその傾向は強く、雨で馬場が渋るとさらにイン有利になる印象を受ける。つまり今の東京では長くいい脚を使う持続力だけではなく、器用さも欠かせない要素となる。
 ◎メイショウサムソンは他の有力馬と比べて器用さに優れている馬。時計的にも価値があった皐月賞はインが有利な競馬だったと言われているが、この馬も3・4・6着馬ほどではないにしてもそれなりに外を回って後続をしっかり抑えており、展開に恵まれた勝利ではない。同じく皐月で開花したこと、渋った馬場で強いこと、馬体が合ってから渋といことから同じオペラハウス産駒のTMオペラオーとよく比較される。アドマイヤメインが引っ張るダービーにしては比較的速い平均ペースを好位から追走、直線抜し後続を抑える。
 本線はやはり前々で運ぶタイプ。○トーホウアランの2走前の敗因は大幅馬体減。前々で運べる有利さと東京コース向きの決め手はここでも脅威。▲アドマイヤメインは3連勝とも時計的価値があり、自分の競馬で後続が届かないラップを刻めば頭まである。
 マルカシェンクは、前走大外を回っていた。上がり33.0で0.2差5着は勝ち馬以上の内容で大一番へ向けての試走の感が強かったが、上記のような馬場状態が気になり抑えに回す。
【馬連】A−D、A−E本線に、AからCPNIを抑える。



4月16日(日)
 中山11R・皐月賞。昨年暮れに2歳戦が終了した時点で、朝日杯を制したフサイチリシャール、ラジオたんぱ組のサクラメガワンダー、アドマイヤムーンの3頭が今年の皐月賞で有力だと感じていた。その後、アドマイヤが共同通信杯でフサイチに完勝し、弥生賞でもサクラに大きく先着した。その間にこの3頭に匹敵するくらいに上昇してきた馬は見当たらなかった(*)。
 対戦比較から考えて、◎アドマイヤムーンは自然なところ。早めに先頭に立ちソラを使ったところで差されたラジオたんぱ杯の敗戦を教訓に、ギリギリまで追い出しを我慢して弾けるように伸びた共同通信杯はまだ脚を余している。一度抜け出してから2着馬に食い下がられ、ゴール手前でさらに伸び返した弥生賞も余力を残しての勝ちっぷり。着差こそ大きいものではないが、秘められた能力の高さを垣間見た。混戦向きの勝負根性の強さは、ここでは抜きん出ている。
 怖いのは、やはり○サクラメガワンダー。弥生賞の0.6差4着は休み明けで調整過程も淡白なものだったのに加え、直前にイレ込んでしまい力を発揮できなかったのが敗因のようで、それならば度外視したい。陣営も本番で同じ失敗をしないよう何らかの手を打ってくるはずで、パドックで落着いていれば有力。安藤勝騎手が騎乗するキャプテンベガはアドマイヤドンでお世話になった松田博厩舎の馬で、こちらに乗らなかった(乗れなかった)ことはあまり気にしなくてもいいのでは。
 その他の有力馬も一言ずつ。フサイチリシャールは、前走控える競馬で格下相手に取りこぼした。揉まれない形でレースをしたいはずで、同型が多い点がどうか。皐月の1番枠も、過去にラガーレグルス、マイネルマクロス、ジャングルポケットなどが出遅れている不吉な枠でもある。
 フサイチジャンクは、少頭数のスローペースの競馬ばかりで相手が弱かった。フルゲートの厳しい競馬になった際に不安がある。また、ステップを弥生賞ではなく若葉Sを選択したのも、本番よりも本番までに希望を繋げたかった感じがする。ここでは能力がやや劣り、上で(*)の表現をした。
 ジャリスコライトは、朝日杯でイレ込んで力を発揮できなかったようで勝負付けは済んでないが、この馬の場合は明らかに東京コース向きで、ここは叩き台の要素も大きいと思う。
 ドリームパスポートは、京都の外回りで行なわれる京都2歳Sやきさらぎ賞で好走しているように(またそこを選んで使ってきている)、本質的に皐月賞よりもダービー向き。皐月賞に強いデムーロ騎手の騎乗停止も痛く、ここは後ろからいって掲示板まで追い込めばいいところか。
 逆に皐月賞向きと言えば、器用さと渋とさがあるメイショウサムソンあたり。有力馬が不利を受けるなど力を出し切れなかった場合は、インをうまく回って連穴くらいはあるか。ただ、前走のフサイチリシャールは自分の型ではなかったので、これに先着したことは過大に評価できない。
 他では、前走初物ずくしで毎日杯を2着したインテレット、前走力負けとは思えないスーパーホーネットあたりが穴か。特に前者は馬場に恵まれた勝ち馬以上の内容で、未知の魅力がある。
 中山内回りで行なわれる皐月賞は紛れの多いコースで大波乱の決着もあるが、実は人気馬同士の決着も多い。この時期になると能力のある馬がはっきりしており、要はこれらがスムーズに回ってこれるかどうかなのだろう。今年はまともなら◎と○の2頭の鞍。馬単・馬連・ワイド1点勝負。
【馬連】K−Nの1点



4月9日(日)

 1ヶ月ぶりにこのコーナーを更新♪
 今日は桜花賞デー。ローテ・前走内容・調整過程からアドマイヤキッスが中心か。

 中山8R・4歳上500万下マイネルピエールが狙い目。D(ダート)コースで大幅にタイムを詰めて体調面で上積みが見込めそう。内枠も有利で、インで脚をタメ直線で馬群を捌く形なら。
【馬連】A−B、A−F本線に、Aから@HKGを抑える。

 阪神9R・忘れな草賞リヴィエールジータは直線の芝調教で好タイム。芝適性ありそうでここは狙いすました感がある。武豊騎手騎乗で人気を集めそうだが、オッズ次第では是非買ってみたい。
【馬連】E−I本線に、IからAMLFGを抑える。



3月11日(土)
 中山10R・アネモネS。クイーンCはペースが遅くイン・先行に有利な競馬となり、東京マイル戦ながら器用さが問われるレースだった。プリティタヤスは0.6差6着だったが、終始外を回ったもので、上位馬との力差は感じられなかった。本質的に中山向きではないが、内枠でインで脚をタメる競馬ができれば克服できる。
【馬連】C−G本線に、CからAIJFDを抑える。

 中山8R・4歳上500万下。大穴ヤクモアクティヴで万馬券狙い。芝は(0、1、0、9)と未勝利でも苦戦していた成績だが、シンボリルドルフ×ジェネラスの血筋は芝の長丁場が合う。直前の芝での追い切りが良く、ガラリ一変に期待。
【馬連】@−G、@−C本線に、@からIELBを抑える。



3月5日(日)
 阪神11R・仁川Sはハンデ戦で、ある意味どこから入ってもいいレースでオッズの見極めが重要となる。平安Sがスローペースのイン先行有利の競馬だったことは以前にも述べたが(→2/11掲載分)、ヒシアトラスは終始外めを回り脚を使わされていたことが影響しての0.6差5着だった。インで我慢→直線で外に回して伸びてきたハードクリスタルに先着を許しているが、内容そのものは高く昨年フェブラリーSで3着に好走した時に近い状態に戻りつつあることを感じさせた。ハードとの斤量差が開いたのは納得で、こちらより人気が下がれば。
【馬連】D−F、@−F本線に、IGMEを抑える。



2月19日(日)
 東京11R・フェブラリーS。当初の予定通り、ブルーコンコルドから入る。前走のガーネットS時が調整過程いまひとつで太め残り。いつもより遅いスタートから終始外々を回って4コーナーではかなり大外を回っていたが、そこから鋭く追い込んで0.4差5着。連勝が止まる形になったが、この馬の能力の高さ垣間見る結果となった。今にして思えば、斤量59キロのGVを勝ちに行ったのではなく、定量のGTへの布石だったか。
 中間は坂路でビシバシ一杯に追われて好時計を出し、この馬の絶好調時のものに戻った。脚質に幅があり、どんな展開になっても対応できる。
 一昨年のフェブラリーSが勝てる勢いで伸びてきて最後1ハロン止まって5着に終わったが、この時は道中のスローに加え外々を回らされ強風の煽りをかなり受けていたもので仕掛けも早かった。当時より充実してきた今ならマイルへの距離延長も克服できるはず。
 相手に注目したいのは外国人騎手騎乗の2頭。シーキングザダイヤは、JCダートで早めに抜け出し目標にされたがゴール前は渋とく差し返して2着。ベストの左回りマイル&このレースに強いぺリエ騎手なら載冠可能。
 リミッドレスビットは距離延長となるが、最内枠で馬を前に置きインで脚を溜めて折り合えば。バルジュー騎手は、この戦法で朝日杯で1枠1番だったコスモサンビームを勝利に導いている。
【馬連】H−J、@−J本線に、JからMGNを抑える。



2月18日(土)

 東京11R・クイーンCハネダテンシの前走・葉牡丹賞は牡馬相手でメンバーも揃っていた一戦で、出走馬中2位タイの上がりでレコードから0.4差7着だった。走破時計2.00.3は、この時期の2歳牝馬(当時)であることを考えれば極上のもの。例えば、ペース・馬場状態が違うにせよ、シーザリオの寒竹賞(明け3歳時)が2.01.6だったから、この時計がいかに優秀かが分かる。中間は間隔を明けて、ウッドチップコースで速い時計を2本出し状態は良さそう。新馬勝ちした東京コースに替わるが、折り合って末脚が生きる形になれば勝ち負けになるはず。好素材ルビーレジェンドが相手大本線。
【馬連】F−G、G−J本線に、GからKDMIを抑える。

 東京9R・早春賞オールピュールを休み明け・昇級初戦から狙う。前走の重馬場での上がり33.4はかなり優秀で東京コースがピッタリ。仕上がり良さそうで、500万時の相手関係から昇級の壁はない。
【馬連】C−G、G−J本線に、GからIHNを抑える。



2月12日(日)

 京都11R・きさらぎ賞は、近2走展開に泣いたディープエアーを狙い打つ。特にシンザン記念は4角の位置取りがそのまま着順になったレースで、イン・先行に極端に有利な結果となった。手薄なメンバー構成での0.6差5着は物足りない印象を与えるが、これは度外視したい。この中間は坂路でビシバシ追われて、前2走にない陣営の意欲が伺える。デビュー3戦目の未勝利V→OP勝ち→札幌2歳S2着と、使い込んで良くなるタイキシャトル産駒でもある。逃げ・先行から差し・追い込みにシフトしてきた京都の馬場も味方。
【馬連】B−F、B−K本線に、Bから@CIAを抑える。

 東京9R・カトレア賞。坂路で馬なり好時計スズカボスから入る。東京ダ1600の最内枠は有利で、イン3〜4番手の好位をキープしやすい。こちらも初の長距離輸送となり、直前の気配には注意。
【馬連】@−A、@−C本線に、@からLODを抑える。



2月11日(土)

 京都11R・すばるS平安Sはかなりメンバーが揃っていたレースだったが、前半ゆっくりと流れ先行馬・インを回った馬に有利な競馬となりこれが着順に大きく左右したレースでもあった。メイショウサライは後方から上がり35.3の鬼脚を使っても0.8差7着。能力的には上位馬に劣るものではなく、復調気配がはっきり見えた内容だった。そもそも1800より1400が向くタイプで、相手関係も有利になった。調教動かず人気になりにくいタイプで馬券的妙味もある。
【馬連】@−G、@−I本線に、@からJEFCDを抑える。

 東京9R・セントポーリア賞。意欲的な調教を行なったトーホウアランを狙う。関西馬で輸送クリアが課題となるが、新馬戦(レースは見てない)の上がり34.4の決め手から東京コースも向くはず。
【馬連】F−I、@−I本線に、IからDCBを抑える。



2月5日(日)

 東京10R・金蹄Sカオリノーブルは、好走と凡走の落差の激しく二面性を持つ馬。前2走は集中力を欠いたようで、今回は初めてブリンカーを付けてきた。追い切りでは早速その効果が出たようで、坂路で好タイム。馬込み嫌いの大外枠。今回は激走パターン。
【馬連】D−O、@−O本線に、OからMCKAFを抑える。

 東京11R・共同通信杯。今年は朝日杯とラジオたんぱ杯好走馬が東京の1800で激突するという、今後のクラシックを占う重要な一戦になった。
 フサイチリシャールの東スポ杯→朝日杯の連勝は全体の時計も速くかつ上がりも速いもので絶対的な強さがある。しかしこの時期であることを考えると、ここでメイチ(目一杯)というわけにはいかない。
 馬券はマッチレスバローから入る。器用さに欠ける馬で、広い東京コースのこのくらいの距離はベストの条件。前走のひいらぎ賞は、出遅れ→スローペースの大外ブン回しの御法度もなんのその。涼しい顔でゴボウ抜き、最後は余裕があった。中間も入念に乗り込まれて更に上昇ムード。主役交代まで。
【馬連】B−E、@−B、A−Bの3点。

 東京12R・4歳上1000万下カノンは、東京芝(2、1、0、1)であるように、本質的に広いコースが向く馬。坂路で好タイムで追い切り、叩き2戦目のここが目標の可能性高い。
【馬連】B−H、B−D本線に、Bから@LIGCAを抑える。



2月4日(土)

 東京9R・春菜賞。芝替わりのモンプティクールに賭ける。直前に芝コースで追い切りで併走馬に大きく先着し、芝適性ありと見る。新馬の勝ちっぷりからポテンシャル高く、半姉リトルオードリー(父グルームダンサー)は芝GU(桜花賞TR)勝ち馬でもある。
【馬連】E−H、E−F本線に、EからCJKDを抑える。

 東京12R・4歳上1000万下アサクサムスタングは、直前のダートで6F77秒、5F62秒そこそこの猛時計で追い切った。前走再昇級の形となって0.4差5着も、もともと1000万でも好走していた馬。ゆったり走れる長距離戦や直線が長い東京コースもプラス材料。
【馬連】A−J、J−M本線に、JからDKEN@Oを抑える。

 小倉11R・小倉大賞典エイシンドーバーの勢いを買う。前走は前残りの競馬を外めから差して差のない4着に入線。中間の調整過程良く、小倉芝1800は2戦してA@着。
【馬連】K−L、K−Mの2点。

 東京6R・4歳上500万下マイネルアルドーレは、半年休養明けになるが追い切りで準OP馬に先着して初戦から力が出せそう。東京コースの長丁場もピタリの条件。
【馬連】@−E、@−L本線に、@からKDFMを抑える。



1月28日(土)

 京都9R・こぶし賞は、チェリーストームを見直す。前走のラジオたんぱ杯はメンバーが揃っていた一戦で、大幅に馬体を減らしたことも影響したのか1.1差10着に敗れた。好メンバー相手に、出遅れて大外を強襲した新馬の内容もなかなかのもの。直前の追い切りのタイム(特にラスト1ハロン)が良く、馬体回復を前提に。
【馬連】G−I本線に、GからDCFを抑える。



1月22日(日)

 中山8R・4歳上500万下ワイルドソニックが、今日のこの1頭。ダート戦は(0、0、0、3)と実績はないが、直前にダートコースで5F63秒そこそこで追い切っている。この時計はダート適性があってかつ状態が良くないと出せないもの。確かに、慣れないダート戦で砂(泥)を被った際に嫌気を出したり、出遅れが致命的になる短距離戦であるというリスクは伴うが、穴馬としての狙い目は十分。
【馬連】F−J、F−O本線に、FからMLINE@を抑える。

 中山11RアメリカJCCグラスボンバーが中心。実績ではシルクフェイマスオペラシチーが1枚も2枚も上だが、冬場のこの時期は調教で動いている馬に分がある。右回りを苦にしているとは思えないハイヤーゲームが相手本線。
【馬連】E−I、C−E の2点



1月21日(土)

 京都11R・石清水Sシャルルゲランは、3走前のGホイップTで58キロを背負いながら、出遅れ→追い込む競馬で0.2差4着まで押し上げた。今回人気のニホンピロキースとは0.1差で、この時の上がり35.3はメンバー中最速のものだった。さらに、この時の勝ち馬ロードマジェスティが太めでOPを快勝したことも強調できる。5勝全てがダート戦のものだが、これだけやれたのだから芝がダメということはない。連闘、軽量53キロで展開もつれれば。
【馬連】A−H、D−H本線に、HからBOLJCGIを抑える。

 小倉11R・帆柱山特別コスモフォーチュンは休み明けになるが、坂路でビシバシ追って好タイム連発。鉄砲実績こそないが、クラス実績・コース適性あり狙える。
【馬連】A−E、A−P本線に、AからC@MLKDを抑える。



1月15日(日)

 京都11R・日経新春杯。今年に入ってからの京都芝は前残りのレースが目立つ。雨が降り不良馬場で行われた昨日も、直線で早めに抜け出した馬がもう一度伸びて押し切るシーンが見られた。インがいいのだろうか、外を回った馬がほとんど伸びていない。従来の京都芝の上がりの速い決着ではなく、渋とさが生きる馬場状態にあるように思える。トウカイトリックの2走前・福島記念は、荒れたインを回り渋とさを生かしての2着だった。4走前の神戸新聞杯時はデキ落ちだったフシがあり、明け4歳トップクラスとの差が致命的なものではないと思う。
【馬連】D−E本線に、EからJAC@Gを抑える

 京都10R・雅S。実績・能力断然のジンクライシスが人気になりそうだが、ダートでまだまだ上積み見込めるゼンノパルテノンに◎。前走は行きっぷりひとつで今ひとつ流れに乗れなかった。今回は栗東ウッドチップで追い切られてストラタジェムに大きく先着。(3、0、1、0)と実績のある京都ダート、主戦への乗り替わりもプラス材料。
【馬連】E−J本線に、JからBMNDOI@

 中山10R・ジャニュアリーSパレスエベレストの全3勝は芝でのものだが、ダート戦を使ったのは本格化前の未勝利でのもの。ダート短距離に滅法強いシャンハイ産駒でダート替わりでの割引きは必要なさそう。美浦ウッドチップコースで一杯に追われ、4Fは50秒を切る好時計。滞在で連勝したように前走は輸送が堪えたのだろか、パドックで落着きあれば更にいい。
【馬連】M−O、@−M本線に、MからBAGIを抑える。



1月14日(土)

 京都9R・白梅賞は素質がありそうな馬が揃った印象。アスタートリッピーは中京で未勝利を勝った後、緩めることなく坂路で50秒台を連発し前走のものを大きく詰めてきた。新馬で負けた馬がジュニアCで強い内容で2着し、対戦比較からも見劣りしない。
【馬連】G−K、J−K本線に、KからAEFICを抑える。

 中山7R・4歳上500万下マイネルピエールを狙う。中山ダ1800m戦は、1年前の千葉テレビ杯(1000万)で3着があり能力は上位とも劣らない。好枠から内々でロスのない競馬ができればチャンスある。
【馬連】B−M、B−K本線に、B−J、A−Bを抑える。



1月9日(月)

 本日はダラダラと5レースを予想。全敗だけは避けたい^^

 京都10R・稲荷特別コウエイマーブルは5走前・はなみずき賞でコメディアデラルテ(京都新聞杯でインティライミのハナ差2着馬)と0.2差3着だったが、この時は大勢決してから追い込んだものだった。前走は休み明けで大幅馬体増の太め残りだったことが敗因で、今回は中一週ながら一杯に追ってきた。調教では良く見せず人気になりにくいタイプだが、陣営の意気込みは感じられる。馬体減を前提に狙ってみたい。
【馬連】H−O、L−Oを本線に、OからEJDNCFを抑える。

 中山12R・4歳上1000万下は、ナイトサンタンダーの大駆けに期待。前走は軽ハンデが良かったのか、4角で先頭に立ち見せ場十分。中間は中一週でダートコースで長めからのものを含め2本を消化。タイムもよく復調気配あり。
【馬連】A−F、A−C本線に、AからHJ@KEGを抑える。

 中山11R・初富士Sは好調馬とそうでない馬の差がはっきりした組み合わせ。シンボリエスケープは、連勝後も緩めずに乗り込まれて内容も上々。ここは順当だろう。相手はマルターズホビーだが、パドックでの落着きがカギ。
【馬連】@−D本線、D−Fを抑える。

 中山9R・4歳上500万下ファーフロムヘヴンを転厩初戦から狙ってみる。怖がりな馬のようで、有利な大外枠を引いた。先手が取れれば、逃げ馬に有利な馬場状態を利して粘り込める。
【馬連】L−O本線に、OからEGFJCを抑える。

 中山10R・初春賞。坂路で好タイム連発のエイワショウグンで順当。まだまだ上積みが見込める。
【馬連】D−M本線に、D−O、D−Hを抑える。



1月8日(日)

 中山11R・ガーネットS。実績・人気断然のブルーコンコルドは、中間坂路で追われるものの時計や本数的に意欲的に思えない。4連勝時の直前のものが特に素晴らしかっただけにここは取りこぼしがありそう。コパノフウジンは休養後馬体を増やしながらAA@着。間隔が詰まっているが中間も意欲的で、直前の坂路で一杯に追われ好タイム。斤量差を活かせば大金星も。
【馬連】C−F、D−F本線に、FからIHJGを抑える。

 中山9R・寒竹賞モエレコネクションを狙う。転厩初戦は完敗だったが、2戦目の芝で変わり身を期待。直前にウッドチップコースで一杯に追われ勝負気配あり。
【馬連】@−B、B−J本線に、BからIEDHFを抑える。

 京都12R・4歳上1000万下。休養後調子をあげてきたレテを狙う。距離短縮も良く、京都ダ1400mは内枠から先行できる馬に有利なコース。
【馬連】@−H、@−I本線に、@からNAFELを抑える。



1月7日(土)

 昨年の後半はこのコーナーをほとんど更新しませんでしたが、今年からはなるべく更新しようと思います。

 京都11R・万葉Sは、好調アドマイヤモナークが中心。格上挑戦とはいえ、闘ってきた相手も弱くはなくオープンでも手薄なメンバー構成なら。京都コースのこのくらいの距離も良く、ハンデ54キロも恵まれた印象。
【馬連】@−F本線に、C−F、D−Fを抑える。

 中山7R・4歳上1000万下は、サクラビジェイに注目。休み明けになるが、坂路で乗り込み十分で直前に4F49秒台の好タイムを出した。夏場の函館の1000万戦はメンバーレベルの高いもので、今回は相手関係が楽になった。小島太一騎手も一気に駆けれる短距離戦での良績が目立つ。
【馬連】E−F、E−K本線に、EからLNOを抑える。