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12月23日(日)

 中山9R・有馬記念。年度を締めくくる大一番で、ここをしっかり当てて気分良く年を越したいところ。
 有馬記念の近5年の1〜3着馬計15頭の上がり3ハロンのタイムは、昨年のディープインパクトの33.8を除く14頭が34.6以上。直線部分が短く急勾配があるため、どうしても厳しい流れになりがち。このクラスの馬でも、上がりは掛かってしまうのが常である。雨予報もあり、馬場が悪化してくるようだと、さらに消耗戦となることが予想される。
 対して、JCは直線の長いコースでの上がり33秒台の末脚比べの競馬。距離こそ100mしか違わないものの、問われる適性はかなり開きがあると思われる。ズバリ、決め手比べより我慢比べの競馬に合っている馬を上位に取り上げた。
 ◎ポップロックは、トビが大きく東京向きとも思われがちだが、4000mのメルボルンCで2着したようにタフな競馬に強いタイプ。東京コースで行われる目黒記念を2度勝っているが、この時の上がりは36.1と34.5で比較的スタミナを要する条件下のものだった。前々走、前走と直前は状態の良さを感じたが、天皇賞・秋は短すぎる距離で不利を受けて4着、JCは苦手な上がり競馬でタイム差なしの2着に好走した。
 JC後もすぐに調教開始し、入念な乗り込み。馬体が大幅に増えない限り、好調をキープしていると判断できる。有馬記念に好成績を残すペリエ騎手騎乗も心強い。
 ○メイショウサムソンは今年一年はアドマイヤムーンとポップロック以外には先着を許していない。オペラハウス産駒らしく上がりのかかる競馬や時計のかかる馬場は歓迎で、東京2400から中山2500mに替わるのはプラス。
 穴なら▲デルタブル−ス。昨年のメルボルンCでは、斤量差3キロありながら◎を競り落とした。復調さえすればここでも通用する馬で、使われつつ調子を上げるタイプ。前走は苦手とする上がりの競馬で0.4差と好走し、復調のシグナル点灯。適性のないところで急に走っただけに負の方向への反動が気になるところだが、前走から僅か6日後に乗り込み開始し、疲れはなさそう。適性・状態共にアップと見る。[B]
【馬連】@−E本線に、E−Lを押さえる。



12月16日(日)

 中山11R・フェアリーS。近10年の同レースの前半3ハロンの通過タイムを調べると、97年と01年を除く8年で33.2〜33.6の範囲内で安定。また、近5年の3着以内の計15頭の3ハロン通過タイムは全て33.5〜34.3の範囲内。
 すなわち、ここで好走するためには前半3ハロン33秒台前半の速い流れを好位付けできるスピードが必要不可欠となる。勝ちタイムが1.09.0前後が予想される今回は、前半34.0−後半35.0が理想的なラップ。
 ◎エフティマイアの前走の阪神JFは不利な大外枠で、ラップが上がる2ハロン目のところで掛かってしまった。外を回りながら位置取りを2番手まで押し上げ、1200m通過が1分10秒前後。結局残り2ハロンで15頭に抜かれ17着に終わり、完全にチグハグな内容だった。差し・追い込みが台頭したことを考えれば、着順・着差ほど悪いものではなく、逆に高いスプリント適性を示す内容だった。
 今回は、GTの厳しい競馬を経験した直後の距離短縮。掛かることなく流れに乗れるはずで一変まで期待。
 ルルパンブルーの3走前カンナSの1.08.6(33.8-34.8)は、良好な馬場状態のものとは言え、先に述べた理想ラップをクリア。◎に等しい対抗評価。[B]
【馬連】F−N、E−F本線に、FからIHCKを押さえる。



12月9日(日)

 中山11R・朝日杯FS。近10年の該当レースの前半1000mの通過タイムは56.9〜59.0で推移しているが、近2年は58.9(近10年で2番目に遅い)、59.0(同1番遅い)とスローで流れている。土曜日の東西のメインレースがスローの前残りの波乱の結果を考えると、騎手の心理的なもので今年はやや速めに流れるかもしれない。1000m通過が58秒前半のミドルペースを予想する。勝ち時計を1.33.8に設定するのなら、1000m通過が59.0で上がりが34.8あたりが理想的なラップか。
 ゴスホークケンは朝日杯に出走してきたら買いたかった馬。回避馬が出て1/8の抽選をクリアし、最内枠を引く強運。ウマすぎる話には注意が必要だが、ここは迷わず◎。
 東スポ杯は1000m通過59.4だったが、これは重賞昇格後の東スポ杯(全12回)の中で最速の通過タイム。逃げ・先行総崩れの中、この馬だけは4着に残った。しかも、直線では内にササりながらまともに追えないようにも見えた。ピタリ1ハロンのところで捕まった内容から、上がりのかかる中山マイルで期待は高まる。
 馬なり主体で先を見据えた調整過程のように思えた前走時は、12キロ増の重め残り。今回の追い切りは、南Cコース(ニューポリトラック馬場)で50.3-11.8(馬なり)。ここを狙いすました調整過程魅力で、絞れてくれば好勝負必死。[B]
【馬連】@−M本線に、@からHJFCNを押さえる。

(追加分)
 阪神11R・ギャラクシーSエムエスワールドは初ダートになるが、3歳春のシンザン記念追い切り時に栗東Eコース(ダート)で半マイル・107.9-5ハロン・63.3-1ハロン・13.1の調教履歴がある。この時期でのこのタイムはかなり優秀で、ダートをこなす下地はある。控えるタイプだけに、内枠から砂を被り揉まれた際に戸惑う可能性も高いが、狙う価値あり。[C]
【馬連】@−B、@−N本線に、@からCFJKOを押さえる。

 東京9R・千葉テレビ杯ノワールシチーの前走は間隔が空いて12キロの馬体増。勝負処で外めを周り脚を使って伸び切れなかった。連闘策で馬体絞れてくれば。[C]
【馬連】C−D、C−M本線に、CからJKNを押さえる。



12月8日(土)

 阪神11R・鳴尾記念。昨年の阪神競馬場改修後、準OP以上の芝1800m戦は計4鞍行われた。全4鞍中1000m通過が一番最速のもので59.8と、いずれもがスロー〜超スローで流れた。コーナーが2つのコース形状と直線が長くなったことでスロー化が起こっている。ここもスロー〜ミドルスローの流れそうで、上がり33秒台の決め手が要求される。
 エイシンデピュティは4走前に33.1の上がりで逃げ切っており、決め手比べにヒケをとらない。天皇賞は0.8差8着入線だったが、天皇賞は4着以下に敗れた馬がJCやマイルCSで巻き返しているようにメンバーレベルの高い一戦だった。1800mで速い時計を持っており、馬場状態が良好で1分46秒前後の勝ち時計が見込める今回はチャンス十分。インをうまく回るかも明暗を分けそうで、内枠に入ったのも有利。[C]
【馬連】B−E、B−J本線に、BからK@NHLを押さえる。



11月25日(日)

 東京10R・ジャパンC。凱旋門賞馬ディラントーマスが直前で出走できなくなり、国際GTとしてはやや寂しいメンバー構成となった。土曜日のJCダート同様、日本馬の上位独占の可能性が高い。
 人気は休み明けの天皇賞で現役最強を印象付けたメイショウサムソン。好位のインから鮮やかに抜け出しての快勝だったが、不利を受けた馬も多く見た目ほど強い競馬だったかはやや疑問。休み明けを使った上積みよりはせいぜい現状維持がいっぱいで、人気ほどの信頼は置きづらい。
 狙いは◎インティライミ。この秋は休み明けの朝日CC→京都大賞典と連勝し、完全に軌道に乗ってきた。
 特に京都大賞典の勝ちっぷりが鮮やか。直線で前が詰まり圏外に消えたと思った瞬間、外に回され追い出されるととグングン差を詰めてゴール前ポップロックをきっちり捕らえた。上がりが33秒台の競馬で一頭だけ違う伸びを見せた内容は、見た目の印象以上の強さでポップロックとは2枚は違う内容だと感じた。春以前とは別馬のような印象で、このメンバーでも勝てる馬に成長した。GTを獲りに行く絶好機と見る。
 京都大賞典組はJCでも好相性で、タップダンスシチーでこのレースを手中に収めている厩舎・騎手であり、ノウハウも知っているのも大きな強み。[B]
【馬連】H−I本線に、HからJCAMを押さえる。

(追加分)
 東京9R・ウェルカムS。すでに重賞で好走している馬、或いは今後重賞で活躍しそうな馬が入り混じる上位拮抗のハイレベルで楽しみな一戦。
 前走GU0.2差4着のダンスアジョイが中心。前走時も追い切りのタイムが良く注目していたが、今回はそれをさらに上をいく1ハロン11.3(馬なり)の破格のタイム。開催最終日ながら、切れる脚が生きる馬場もこの馬に味方しそうだ。陣営は前走敗因をイレ込みと見ているようで、落ち着いているようであれば勝機。[C]
【馬連】L−N本線に、J−N、A−Nを押さえる。

 中京12R・3歳上500万下サンタローズを狙う。前走は2年4ヶ月ぶりの実戦で、9着ながら0.5差と着順以上に見所はあった。1000万特別2着があり、まだキャリア6戦目。中京1800は500万勝ちの舞台で、叩き2戦目で開幕週の馬場狙ってきた感。勝負気配。[C]
【馬連】A−G本線に、AからKDLBを押さえる。



11月18日(日)

 京都11R・マイルチャンピオンシップ。近年の傾向から、前半4ハロンの通過が46.0前後、全体の勝ち時計も1.33.0前後で安定している。前2年でレースを作ったダイワメジャーが今年も出走。この馬の出方で流れも変わりそうだが、例年より少し緩んで前半46秒前半、勝ち時計1.33.0あたり。
 カンパニー中心。天皇賞は古馬中長距離路線の精鋭が集まったレースで、スワンSや富士Sあたりとはメンバーレベルが違う。そこで、勝ち馬から離されたものの不利を受けて3着だった内容は高い。東京2000から京都1600に代わるのはプラスで、鞍上もマイルGTに実績を残す。中間馬なり調整ながら反動なく体調維持と見る。
 穴はスローペースになった際の先行瞬発タイプ。ジョリーダンスは安田記念でダイワメジャーを負かしにいって3着確保。一度使われて一変ありそう。フサイチリシャールは1400巧者のイメージもペリエ騎手で展開向けば注意が必要。
 ダイワメジャーは先行して渋とさを発揮して昨年秋は大ブレイク。今秋2戦はそのパターンが崩れてBH着。精神的に途切れてしまった可能性も。追い切りでは一杯の追われて好時計だったが、昨年時とは違和感を感じる。馬券的には見送る。[C]
【馬連】H−N、H−K本線に、HからEFJAPを押さえる。



11月17日(土)

 東京11R・京スポーツ杯2歳S。前走でスピードを見せた馬もいて、ここは平均ペース。近年の傾向から、1000通過は60秒台半ばで勝ちタイムは1分47秒台前半あたり。決め手よりはスタミナと持続力が要求されるレースになる。
 ゴスホークケンの新馬戦は、ほとんど持ったまま大楽勝。1000m通過が60.1でタイレコードの1.34.9。同じような流れなら、ここで勝ち負けできる計算。2戦目の上積みも見込め、1ハロン延長も問題ないレースぶり。中間の調整過程は目一杯ではなく、ここで結果を出せば朝日杯で有力になりうる存在。
 スズジュピターは京王杯ではなくこちらを選んできたが、距離に自信があるのだろう。ダリア賞でかなり厳しい競馬を乗り切っており、相手筆頭。スマイルジャックは京王杯2歳Sのアポロドルチェに先着しているが、このときはスローペースだった。その分の3番手。タケミカヅチは決め手に秀でた感があり、平均ペースでは3着までが当レースの傾向。[B]
【馬連】C−M、C−Hの2点。

 東京10R・白嶺S。前走不完全燃焼だったウインルーセント。中1週ながら、ウッドで2本追われた(追い切りは一杯)。叩き3戦目で最高潮なら、巻き返し必死。[C]
【馬連】B−C本線に、CからNK@を押さえる。



11月11(日)

 京都11R・エリザベス女王杯ウオッカの出走取消は少し残念だが、気を取り直して予想する。
 ダイワスカーレットの上がり3ハロンのタイムは、新馬戦を除くと、常に33秒台で安定している。ダイワが出走したチュ賞→桜花賞→ローズS→秋華賞の1000m通過は、59.8・59.8・60.4・59.2と推移している。秋華賞時も書いたことだが、道中のペースが緩み上がりの速い展開になるとコンスタントに33秒台の脚を繰り出すこの馬が強い競馬をするが、厳しい流れになり上がりが掛かる流れになった時に危うさが生まれる。
 対して、現4歳世代の昨年の牝馬3冠レース及びエリザベス女王杯は1000m通過が58.8・58.1・58.4・57.4。速いペースで推移した背景にアサヒライジングの存在が大きかった。
 今回、決め手勝負に分が悪い(せいぜい34秒半ばの上がりしか使えない)アサヒライジングが勝つには、残り600mの地点で5〜6馬身のリードが必要になる計算。タメ逃げなどせずガンガン飛ばす公算大。1000m通過が58秒半ばなら、コース形状を考えると、勝つ馬の上がりは34秒前半となる。
 ◎はフサイチパンドラとした。昨年のオークス2着、秋華賞3着、エ女王杯優勝(2位入線)とアサヒライジングが出るレースと好相性。3歳世代も強いと言われているが、3冠レースの時計を見れば、それに負けるとも劣らず4歳世代もレベルが高いのは確か。事実、この馬もジャパンC5着・札幌記念1着など牡馬相手に高い実績がある。ダイワよりも前の競馬で、直線で粘るアサヒライジングを捕らえる。
 穴で妙味はローブデコルテ。オークスでベッラレイアを差し切って、上がりのかかる競馬で能力の高さを証明。秋華賞を叩いた後、すぐに坂路・ウッドで乗り込んで上積み大と判断。[C]
【馬連】H−K、D−K本線に、KからCGFを押さえる。



11月10日(土)

 福島11R・福島記念。開催4週目に入り、時計の掛かる馬場状態。また、小回りコースらしく、早め早めの競馬になりそう。時計も上がりもかかるタフなレースになる。
 今一度、アルコセニョーラに◎。秋華賞時も述べたが、長くいい脚を使い上がりの掛かる競馬で本領を発揮するタイプ。前走は上がりの速い競馬で、この馬自身も33.6の上がりだった。そこで負けたからこそ、次のここは買いとなる。
 3走前の1.58.3(新潟2000)は翌週の古馬1600万・天の川Sのタマモサポートの1.58.5より速いタイムで、斤量51キロなら裏付けゼロではない。[C]
【馬連】C−M、C−I本線に、CからAODLJを押さえる。

 東京11R・京王杯2歳S。ここは平均的な流れが淡々と続く超平均ペース。
 フォーチュンワードを◎とした。ダリア賞の1200m通過1.09.4は、同週の古馬500万特別の芝1200戦の勝ちタイムに同じで、前週の古馬1000万のものより0.3だけ遅いタイム。その厳しい流れを好位から2着に押し上げた内容を高評価。芙蓉Sもハナ差ながら、勝負根性に優れる勝ちっぷりで、混戦になれば渋とさを発揮する。[C]
【馬連】@−C本線に、@からMLNBFDを押さえる。

 京都10R・東山特別。ここは楽しみな馬が復帰してくる。クラウンプリンセスだ。昨年の阪神JFは、その後@ACG着馬がGTを勝ちハイレベルだったが、そこで見せ場たっぷりの7着と好走した。この馬自身も1.34.0で走破しており、これは前日の古馬1600万・GホイップTの勝ち時計より0.1速いタイム。
 自己条件を勝った後は、再三の関東遠征による馬体減りで精彩を欠いていた。長期休養効果で、馬体回復なら見直さなくてはいけない馬だ。直前だけ一杯に追って急仕上げ気味だが、馬券は初戦から。[B]
【馬連】C−I本線に、CからG@Bを押さえる。



10月27日(土)

 京都11R・スワンS。過去10年の前半3ハロンのレースラップを調べると、00年と02年の33.8が最速で、33秒台だった年は僅かに3回。これは、スタートからの600mで4mの登りがあるコース形状がかなり影響していると思われる。
 対して、今年のスプリンターズSは不良馬場ながら前半3ハロン通過は33.1。京都1400の前半の坂を割り引いても、スプリントGTの厳しい流れを経験した直後の馬は、ここでおつりを残して流れに乗れる。スプリンターズS組の好走が目立つ理由は、この辺にある。
 アストンマーチャンの昨年のファンタジーSの勝ちタイム1.20.3は、1週前の昨年のスワンSと同タイム。更なる成長をした今ならここで圧倒する時計的な裏付けもあるが、マークが極端に厳しくなれば、差し〜追い込み勢の台頭の可能性も。馬券的には対抗評価に留める。
 狙いはタマモホットプレイ。3年前のスワンS勝ちを含め、オープンクラス(重賞を含む)で4勝2着3回の実績を残し、7連対のうち6連対が京都コースという適性の高さ。さらに、1200mなら1分9秒前後の時計のかかる馬場・展開で浮上傾向があり、金曜日の雨の影響で程よく時計がかかる馬場なら好都合。内をうまく立ち回る器用さがあり、4コーナーで各馬が外に回した際に詰まることなくインを捌ききれる。[B]
【馬連】D−E本線に、DからLOKAPG@MQと手広く押さえる。



10月21日(日)

 京都11R・菊花賞。距離適性が大きな鍵を握りそうだが、正直やってみないとわからない部分が大きい(血統などを調べるのもひとつの手段ではあるが)。昨年、2200m以上の出走経験のないソングオブウインドが上がり33.5で差し切って3:02.7のレコードで優勝したように、スピードの重要度が増してきた近年の菊花賞では、意外に軽視した方がいいのかもしれない。
 今年の3歳牡馬クラシック戦線は、GTに限らずGUやGVでも時計的に低調に終わったレースが多い(ダービーのウオッカは除く)。春の上位組みが終結した神戸新聞杯の勝ちタイムとレースラップは2.24.7(47.2-49.7-47.8)だったが、これは6月に行われた古馬1600万条件のグリーンSの2.24.7(46.8-50.4-47.5)にほぼ同内容。開催時期こそ違うものの、馬場状態に大差のないと推測され高い評価を得られない。ズバリ、クラシック出走組よりは上がり馬。
 ◎はアルナスラインとした。京都大賞典は7ヶ月の骨折明けで古馬一線級との対戦ながら、直線では見せ場十分の0.3差3着と好走とした。同じ京都コースでの好走で価値も高く、神戸新聞杯組より内容ありと見る。
 ロックドゥカンブのセントライト記念勝ちタイム2.12.0も翌週のオールカマー2.12.5より0.5速いもの。オールカマーがぬるい展開で全体の時計がかかった事を割り引いても、2着馬が近づくともう一伸びして3着以下をちぎった内容は高い。[C]
【馬連】C−K、K−O本線に、KからPIQLMを押さえる。




10月14日(日)

 京都11R・秋華賞ウオッカダイワスカーレット。この2頭が強い競馬をしたのは、日本ダービー、桜花賞、阪神JF、チューリップ賞、ローズS。これらレースの勝ち馬の上がりは、阪神JFこそ34.2だったが、他は33.0〜33.6秒で推移。そのいずれもが、直線の長い阪神や東京での決め手比べだった。
 対して、京都内回り2000mで行われる秋華賞は、直線部分が平坦で長さは328m。形状的には、ローカルの小回りコースに近い。また秋の開幕2週目に行われるため、馬場の内側がいい状態で先行馬に有利なコースでもある。
 そんなせいか、秋華賞は道中から厳しい流れとなり、上がり33秒台の決め手比べにはなりにくい。過去の連対馬の上がりタイムは、33秒台の例外もあるが、34〜35秒台がスタンダード。道中からスタミナを消耗させるようなセカセカした流れとなり、スピードを持続させるスタミナが必要となる。そのあたりに、2強に付け入る隙がある。
 さらに、ダイワの近3走のチュ賞→桜花賞→ローズS。時計的な価値で言えば、いずれもが古馬1600万級と横ばいで推移しており、夏を越して大きく成長しているとは言えない。レインダンスとの比較なら、桜花賞で1.0あった差がローズSで0.2まで詰まっている。
 ◎アルコセニョーラの2走前の信濃川特別の走破タイムは1.58.3(上がり36.4)。翌週の古馬1600万・天の川Sの1.58.5(レース上がり34.8)と比較しても、ペースの違いがあるにせよ価値が高く、平坦2000mの厳しい流れだったところに意義がある。続く紫苑Sはタイムこそ平凡も、外々を回りながらかなり末脚を持続させていた。ミドル〜ミドルハイ決め撃ちで狙ってみたい。
 ○ベッラレイアは◎に等しい対抗評価。ローズSでダイワよりも0.4速い上がりを使ったのは評価できる。スローの決め手比べよりは、上がりが掛かった方が歓迎のクチで、1ハロン伸びる今回はダイワを逆転できる。
 ザレマが3番手の▲。忘れな草賞は見た目の時計が平凡だが、前後の古馬のレースと比較すると古馬1000万級の時計価値。前走は出遅れて流れに乗れなかったのが敗因で、この馬もスローの決め手比べよりは上がりが掛かった方が歓迎のタイプ。内枠偶数番で、この馬あたりが好位から早めに動く競馬でも面白い。(川田騎手は土曜日のデイリー杯2歳Sで、早め先頭で押し切ってキャプテントゥーレを優勝に導いている。)[C]
【馬連】H−J、C−H本線に、HからQMLOFを押さえる。



10月7日(日)

 東京11R・毎日王冠。該当レースの近10年を調べると、東京&良馬場で行われたのは6回(中山で行われた02年、やや重だった03〜05年を除く)。連対馬12頭の四角位置取りは、CB@CCFFDCHAB番手。上がり3ハロンは、12頭とも34.0〜35.2の範囲内。平均の勝ちタイムは1分45秒6〜7。
 今年はテンの速い馬がいるが、仮にそれらがペースを緩めてもダイワメジャーが早めに動くと思われ、スローの上がり勝負は考えずらい。好位付けできるスピードとそれを持続させる脚が必要となる。33秒台の「切れる脚」は、特に必要とされない。また開幕週で行われるため、高速決着への対応も不可欠。
 アグネスアークのデビュー4連勝目となった早春賞は、3番手のインから抜け出して1.46.2(上がり34.0)。位置取り、勝ちタイム、上がりタイムは、毎日王冠過去10年のものに近い。キャリアの浅い4歳馬で更なる上積みを見込め、当時よりも若干時計の出やすい馬場状態を考慮すれば、ここでも期待持てる。ダイワメジャーの相手はこれ。[B]
【馬連】@−G本線に、GからBEHICを押さえる。



10月6日(土)

 京都11R・大原Sロックスピリッツカネトシツヨシオー。準OPでは超安定勢力だが、強い競馬をしながら脚を余すタイプ。これらが人気になるレースは、人気薄の逃げ馬をまんまと逃がす事が多い。開幕週の外回り千八なら、十中八九スローの上がり勝負。前残りに注意したいところ。
 ゴールドキリシマの2勝はともに京都コース。しかも、スローに落としての逃げ切りだった。サウスポールとの兼ね合いだけだが、叩き良化型で久々に自分の形。[B]
【馬連】I−L、@−L本線に、LからABKHを押さえる。



7月16日(月)

 小倉10R・九州スポーツ杯について補足を。
 エイシンチャンドラの逃げの成否は、他馬の出方にかかっている。同じ芝1800mで行われた日曜メイン・博多Sは、10頭立て&3頭が能力的に抜けている構図で、九スポ杯に酷似していた。その博多Sでデンシャミチが逃げ切ったことで、同馬の人気が上がり(馬券的妙味がなくなり)、マークがきつくなる懸念はある。
 推奨レベルを[A]から[B]に引き下げる。買い目はそのまま。
【馬連】C−G、F−G本線に、B−Gを押さえる。



7月15日(日)

 新潟11R・アイビスサマーダッシュ。昨年から新潟の開幕週に移行となったが、その理由として、馬場の良い開幕週に行うことで真のスピード王(高速決着)を決める位置付けにしたい。かつ、内外の有利・不利のない状態で行いたい。…などが考えられるが、昨年の決着時計が55.7(記録は良馬場だが、かなり重めの馬場)、今年もパンパンの良馬場とはいきそうにもない。結果的に、梅雨の時期に移行した格好で、上記のような思惑は外れてしまった。皮肉なものである。
 能力比較・馬場適性・コース適性が予想のポイント。特に、雨の影響で重馬場程度が予想される今回は、時計のかかる馬場適性が重要となってきそうだ。時計のかかる馬場状態で高いパフォーマンスを出した馬が狙いとなる。
 CBC賞は、開催末期の重馬場での競馬。決着時計は、古馬重賞ながら1.09.1とかかった。この2着ナカヤマパラダイスは、1着ブラックバースピン・3着アグネスラズベリよりかなり外を回っていた。それら2頭が函館スプリントSで3着・1着と好走した。直線1000mにも勝ち鞍があり、理想的な外枠を引いた。全出走馬中、一番穴が少ない。
 サチノスイーティーは、夏場に調子を上げるタイプ。オーシャンSでアイルラヴァゲインと0.1差。重馬場の直線1000mなら、この差を逆転できる。[C]
【馬連】H−O本線に、OからQC@NBIを押さえる。



7月14日(土)

 小倉10R・九州スポーツ杯エイシンチャンドラの前走は、1000m通過が57.0のハイラップの逃げ。1400mの地点では勝ち馬に交わされて、一杯になりながらも、1分46秒台半ばで1800m通過した。今回の距離短縮は効果的だ。小倉巧者でもあり、降級戦。馬場状態は微妙だが、逃げ〜先行有利な開幕週の1800mなら一変濃厚。
 3勝全てが逃げ切りのニルヴァーナは、前走控える競馬で人気を裏切った。素質馬であり、今後を考えてもう一度控える競馬を試してくれば。[A]
【馬連】C−G、F−G本線に、B−Gを押さえる。



7月7日(土)

 阪神11R・ストークSツルマルオトメは、後方からの追い込みで勝ち切れない競馬が続いていたが、前走は好位から差し切ってようやく1000万を脱出。明らかに一皮剥けた印象だった。
 3歳時は、夏場に調子を上げ中山1200mの秋風S(準OP)で2着。この時計は同週のスプリンターズS5着に相当するタイム。昇級は形だけで、キッカケを掴んだ今なら更に上昇できる。阪神1400mもレースぶりから対応可能。
 重賞で好戦していたブルーメンブラットを信用して馬連1点。[C]
【馬連】L−Oの一点

 函館12R・岩木山特別マッチレスバローの注目の復帰戦。共同通信杯は、大外を回り早仕掛けが災いした。3着に敗れたが、勝ったアドマイヤムーンと遜色のない内容だった。前走も1000万でもメンバーが揃っていたが、休み明けで掛かってしまったことが敗因で、小回りも向かなかった。本質は直線の長いコース向きで、東京なら重賞は愚かGTでも期待できる馬。馬券的妙味はないが、どんなレースをするか注目したい。馬券は買わない。



7月1(日)

 阪神11R・米子S。当然の話だが、オープン馬はGT・GU・GVの重賞かオープン特別しか出走できない。アタマ打ちのオープン馬が、オープン特別で色気を出してくるのは容易に想像できる。しかもここはハンデ戦。惨敗続きの馬ほど斤量面で条件が良くなり、鼻息も荒くなる。
 スターイレブンの前走・福島テレビOPは、1000m通過が57.7のハイペース。2番手から直線で逃げたストーミーカフェを競りつぶしに行って、見せ場十分の0.4差7着。小回りで差しが台頭するほど先行馬に苦しいレースだったことを考えれば、中身は濃い。
 直線が長くなることで、今度は楽に行けるはず。4走前に中山で2着があり、直線の坂にも対応できる。4勝を挙げているマイル戦に替わるのは良く、連闘策は予定通り。全く人気がないのも、このタイプには好都合。[B]
【馬連】D−J、I−J本線に、JからLHMを押さえる。



6月30日(土)

 阪神11R・灘S。先手を取りたい馬も複数いて、人気も先行馬にシフト。速くなりそうな顔ぶれ。
 末脚堅実なナナヨーヒマワリに期待。前走は昇級初戦で0.5差3着なら、1600万にメド。斤量2キロ減に加えて、広い阪神千八替われば勝ち負けの可能性が高い。アタマまで見て◎。
 リスキーアフェアの前走は、1000m通過が58.7。先行馬に苦しい展開で0.3差なら価値は高い。全4勝を挙げている右回り1800mへ替わるのは好材料だが、ハイラップを踏んだ後の距離延長や長距離輸送に懸念して○止まり。[C]
【馬連】G−I本線に、GからKELOMBを押さえる。



6月24日(日)

 阪神11R・宝塚記念。今年は、牝馬としては64年ぶりにダービーを制したウオッカが参戦する。斤量51キロはいかにも有利で、前売りで単勝3.0倍の1番人気に支持されている。宝塚記念史上初の3歳牝馬での優勝を目指す立場ながら、このメンバーでも中心的な存在となった。
 ウオッカがこれまで高いパフォーマンスを出したレースは、阪神JF、チュ賞、ダービー。そのいずれもが、スロー〜ミドルスローの決め手比べのレース…上がりが極端に速いレースだった。前走で2400mの距離を克服したかに思えるが、スタミナの要求されるレースではなかった。上がりが掛かりスタミナが要求されるレースに関しては未知数であり、死角でもある。
 アサクサキングス、ローエングリン、アドマイヤメインあたりは逃げてこその馬。決め手比べでは軽量ウオッカに敵わない天皇賞馬メイショウサムソン、安田記念馬ダイワメジャーも早めに動いてバテ比べの競馬に持ち込みたいところ。更にはシャドウゲイト、マイソールサウンドなど、ひとつふたつ間違っても流れは速くなりそうだ。
 狙いは◎カワカミプリンセス。この馬が強い競馬をしたのはオークス、秋華賞、エ女王杯。そのいずれもが、アサヒライジングやシェルズレイを先導役に緩みない流れとなり、上がり34〜35秒台の末脚の持続力が要求されたレースだった。ウオッカとは対極にいる女王である。
 ヴィクトリアマイルは10着に大敗し実質初黒星となったが、スローの上がりの競馬で上がり33.7とこの馬自身は伸びていた。更に、Vマイルは直線で外を通った馬が全く伸びない印象があり、この事も大敗した原因と考える。このレースで外を通ったジョリーダンス(Vマイル5着→安田記念9人気3着)、アドマイヤキッス(同7着→安田記念15人気4着)、サンレイジャスパー(同14着→マーメイドS5人気2着)と軒並み好走している。外を回っていたこの馬は不完全燃焼に終わったのは確か。同厩舎だったTMオーシャン以上といわれたほどの馬であり、能力的にここでも見劣らない。
 ○ポップロックもスタミナ比べ歓迎のクチ。武豊騎手騎乗で後方に控える競馬で、◎が浮上した際に突っ込んでくるタイプだ。[B]
【馬連】D−F本線に、FからPJEA@を押さえる。

 函館10R・3歳上500万下キクカネイチャの前走は、3〜4コーナーでかなり脚を使っていたが、それでいて0.3差4着なら好内容と言える。左回り芝(0、0、0、4)に対し、右回り芝は(2、3、1、11)。新潟芝1400m→小回り芝1200mも好感。[C]
【馬連】F−K本線、KからGOCNEを押さえる。

 福島9R・郡山特別ウルトラストーンの前走・東京芝1400の走破タイム1.21.8(35.0-35.3)は同日の未勝利1.23.2(35.5-35.6)よりも1.4速く、翌日の古馬1000万の1.22.1(35.9-34.3)よりも0.3速いタイム。ペースが違ったにせよ価値は高い。1400よりは1200の方が良さそうで、軽量3歳馬で狙える。[C]
【馬連】A−K、@−K本線に、KからGMBHを抑える。

 福島10R・鶴ヶ城特別。ここも時計比較から。ワンダフルドーラの2走前の1.12.1(34.3-37.8)は、同日古馬500万の1.12.6(34.4-38.2)や同日未勝利の1.13.8(34.6-39.2)との比較から優秀なもの。休み明けで距離が長かった前走は完全度外視。[C]
【馬連】@−B本線に、@からJFHDNを押さえる。



6月23日(土)

 函館11R・大沼Sゼンノストライカーの前走・欅Sは、1000m通過が57.5と速い流れ。後方に置かれず中団で流れに乗って、直線ではバテることなくジリジリと伸びて4着に浮上した。この内容なら、距離が伸びてペースが緩む分だけ楽に好位付けできるし、直線でもシックリとくるはず。
 1700m戦に限れば、(4、0、3、4)。また、左回りダートは(0、1、1、3)に対し、右回りダートは(6、3、3、9)。函館未経験も、今回は左回りダ1400m→右回りダ1700mの条件替わり。現状では、夏のローカルのハンデOP特別で狙いとなる。
 フィールドルージュは休み明け。ハンデOPより目標は先だろう。後方待機策から安定した末脚で相手なりのタイプ。馬連レベルでは押さえ、3連単3着固定が面白い。[B]
【馬連】G−J、C−G本線に、GからIHEF@を押さえる。



6月17日(日)

 阪神11R・マーメイドS。昨年のエリザベス女王杯の1位入線のカワカミプリンセスは3冠レース(不)@@着、繰り上がり1着のフサイチパンドラは同じくMAB着。今年のヴィクトリアマイル1着コイウタは同B(不)P着、2着アサヒライジングは同CBA着。この4頭のいずれもが、昨年の3冠レースで3着以内があった4歳馬だった。降着や展開による紆余曲折はあったものの、現4歳世代が牝馬限定GTで上位を占めたのは事実である。
 シェルズレイは昨年3冠レースDFD着と善戦止まりだったが、GVのここなら能力上位。前走エリザベス女王杯は1000m通過が57.4と暴走したため大敗を喫したが、速いラップを刻んだことは距離短縮への布石となる。3走前のローズSの1.58.3(58.3-60.0)は、神戸新聞杯の1.58.1(59.1-59.0)と比較しても、牝馬としては高水準。休み明けでこそ買いたいタイプだ。追い切りのタイムは控えめだが、テンションを上げさせないためと推測され、1週前に坂路で好タイム。
 ヴィクトリアマイルで大外を回ったサンレイジャスパースプリングドリュー、能力上位&乗り替わり魅力なコスモマーベラスへ。[C]
【馬連】@−H、@−B、@−Jの3点。



6月16日(土)

 今週から、予想したレースに以下のようなランクを表記します。ご参考ください。

意味合い 目標回収率
[A] 是非、大きく勝負してみたいレース 最低150%以上
[B] その日 or その週で一番買ってみたいレース 最低100%以上
[C] 予想した手前、少しだけ買う程度 最低75%以上


 函館11R・TVh杯。今週からクラス再編成となり、3歳馬は古馬との混合レースとなる。一般的に3歳馬不利のDATAはあるが、スプリント戦ではその傾向が薄れる印象がある(印象があるだけで、具体的な数字は示しません。調べるのに時間がかかるから^^)。
 グレイトフルタイムの3走前の勝ち時計1.09.2(33.5-35.7)は、同日の1000万特別の1.09.0(33.4-35.6)、前日のオーシャンSの1.08.2(33.5-34.7)と比べてもここで通用する余地はある。当時より斤量2キロ減も有利な材料。マイル戦で大敗続きだが、スプリント戦で一変可能。[B]
【馬連】F−I本線に、FからCJB@を押さえる。



6月10日(日)

 中京11R・CBC賞。土曜日の開催で雨が降り、馬場状態は微妙。外差しがやや有利の印象だが、刻一刻と変化する馬場状態には注意が必要。
 昨年の番組改正で短距離重賞がかなり整備されたが、今年の高松宮記念は1着スズカフェニックス、2着ペールギュント、3着プリサイスマシーンだった。マイル前後で活躍していた馬がスプリントGTで上位を占めたように、現在の古馬戦線はスプリント路線よりもマイル路線の方がレベルが整っている。狙いは距離を短縮してきた馬。中でも、時計レベル・メンバーレベルが高かった京王杯SC組となる。
 ブラックバースピンが狙いの一頭。京王杯SCでは、1000m通過が55.9の厳しい流れを3〜4番手を追走。直線で一瞬伸びかけて、残り200の地点でバテた。以前は東京・新潟の1400〜1600のイメージだったが、古馬一線級のハイペースでも好位付けできた。スピードもかなりついてきた印象で、今ならスプリント戦が良さそう。距離短縮に加え、叩き2戦目で体調UPも期待できる。
 ちなみに、3走前の尾張Sはマイルのスローの競馬をした直後の距離短縮。直線でブレーキをかける不利があり、そこから盛り返しての0.2差6着で、不利がなければ勝っていた競馬だった。
【馬連】C−D、D−I本線に、DからBGPALELJへ手広く押さえる。



6月3日(日)

 東京11R・安田記念。5週連続で続く東京コースのGTシリーズの最後を飾るが、ここまで4戦は大波乱傾向となった。波乱の理由は…展開?馬場?低調なメンバー構成?人気馬の不可解な凡走?…それぞれに何らかの原因が潜んでいると思うが、それを考察することで次に繋げたい。
 例えば、ヴィクトリアマイル。逃げたアサヒライジングの1000m通過が58.2にも関わらず、上がりを34.4でまとめて2着に粘った。後方にいた馬には出番がない、いわゆる「前残りの展開」と言われた。
 しかし個人的には、展開以上にもっと作用した何かを感じた。それは、外が全く伸びない馬場ではないか、ということ。直線部分で内側を走っている馬から順に入線したゴールシーン、外を回っていたスイープトウショウの上がり33.6が他の馬と比べて平凡なことがそんな印象を駆り立てた(当週は外差しが決まっていたが、何故かこのレースだけは違った印象を受けた)。ならば、このレースで外を回って上がりが速かった馬ほど次は買いだと思った。
 ◎ジョリーダンスは直線部分でかなり外を回っていたが、上がり32.9はメンバー中最速で末の伸びは目立っていた。この組で一番内容はあったのはこの馬だと思う。ヴィクトリアマイルの勝ち時計1.32.5(34.8-34.3)は、前日の京王杯SCの1.20.0(34.1-34.7)、東京新聞杯の1.32.7(34.8-34.4)と比べても遜色のない数字。
 先週時点で「状態を見極めてから、出走に踏み切る。」の言葉通り、ウッドチップコースで終い11.8の好調教。外枠は割引だが、内に潜り込ませ馬群を割る形なら面白い。
【馬連】G−Q、A−Q本線に、QからIHELPを押さえる。

レースレーティング
66 京王杯SC 東京1400
65 マイラーズC 阪神1600
64 06マイルCS 京都1600
ヴィクトリアマイル 東京1600
京都金杯 京都1600
63 高松宮記念(注1) 中京1200
阪急杯 阪神1400
東京新聞杯 東京1600
60 中山記念 中山1800
阪神牝馬S 阪神1400
都大路S 京都1800
海外のレース -
数値は管理人が勝手に評価。現在、開発・研究中。
同週もしくは前後の週の条件戦の勝ち時計・ラップを参考に算出。
*古馬500万標準勝ち時計=50
*中距離戦で 1ポイント=0.2秒
(注1)…前回61としましたが、管理人の計算ミスでした。63と変更しました。

ベストパフォーマンス
67 エイシンドーバー 京王杯SC・1着 東京1400
シンボリエスケープ 京王杯SC・2着 東京1400
66 スズカフェニックス 東京新聞杯・1着 東京1600
65 エアシェイディ 東京新聞杯・2着 東京1600
ジョリーダンス ヴィクトリアマイル・5着 東京1600
コンゴウリキシオー マイラーズC・1着 阪神1600
マイネルスケルツィ 京王杯SC・3着 東京1400
オレハマッテルゼ 京王杯SC・4着 東京1400
64 ダイワメジャー 06マイルCS 京都1600
63 アドマイヤキッス ヴィクトリアマイル・7着 東京1600
ディアデラノビア ヴィクトリアマイル・6着 東京1600
62 キストゥヘヴン ヴィクトリアマイル・4着 東京1600
62 サクラメガワンダー 京都金杯・3着 京都1600
- スパーホーネット - -
外国馬 - -
・数値算出方法
レースレーティングを基準に、着差、4角位置・コース取り、出遅れ・不利などを考慮。

・数値の癖
出遅れて大外から上がり最速の馬は数値が上がりやすいです。



6月2日(土)

 東京11R・ユニコーンS。JRA唯一の3歳限定ダート重賞だけあって、3歳屈指の好メンバーが揃った。
 フェラーリピサ中心。4走前のヒヤシンスSの1.35.9(1000m通過59.3、上がり36.6)の勝ち時計は、同じ日のフェブラリーSの1.34.8(1000m通過58.9、上がり35.9)と比較してもかなり速いタイム。前走の兵庫CSも、出遅れた上に道中は外々を回りかなり脚を使っていたが、それにも関わらず突き抜けた内容は圧巻だった。ライバルのシャドウストライプロングプライドと比べて、好位から競馬ができる優位さがあり、一歩リードか。
 穴ではディオスクロイ。前走の勝ち時計は優秀で、脚質的に距離克服は可能。
【馬連】G−H、C−G、E−Gの3点。

 中京11R・関ヶ原Sは、勝ち味に遅い面々が揃って荒れそうなメンバー構成。
 2回中京開催は芝での速い決着が目立ち、今週はAコースからBコースに変更になるものの、引き続き高速馬場が予想される。
 ナイスハンドの前走メルボルンTは前に有利な展開ながら、メンバー中最速となる上がり33.1で0.4差6着まで追い込んだ。中京コースに実績があり、該当コースで1.57.5の時計があるように高速馬場に対応できるタイプ。
 堅実で展開有利なロックスピリッツが相手。叩き2戦目・距離延長で単騎逃げ見込めるB着馬エイシンチャンドラが穴。川島騎手は逃げ馬と相性良く、小回り二千に勝ち鞍あり。
【馬連】G−O、G−M本線に、GからLFBIを押さえる。



5月27日(日)

 東京10R・東京優駿(日本ダービー)は全てのホースメンが憧れるレース。
 まずこのレースの出走権を得ることを目標とし、出走できればそこでひとつでも上の着順を取ることに全力を注ぐ。そのことを強烈に意識し、本番←トライアル←賞金加算←新馬・未勝利戦という具合に、各陣営が逆算してローテを組んでくる。ダービーというレースは、2歳新馬に始まりそれまでの全ての闘いが凝縮されたレースである。実力と運を兼ね添えて出走叶った馬、残念ながら至らなかった馬、そんな厳しいダービー・ロードを思い出しながらレースを楽しみたい。
 今年の皐月賞は1.59.9(59.4-60.5、上がり35.9)の勝ち時計でヴィクトリーの逃げ切り勝ちだった。小頭数でやや低調なメンバー構成だった同日の古馬オープンのエイプリルSの1.59.8(61.1-58.7、上がり35.6)との比較から、時計的にやや低調な皐月賞だった。
 皐月賞上位馬でその後出走しているのが、5・6・7着馬。5着メイショウレガーロはその後青葉賞4着→白百合S6着、ローレルゲレイロはNHKマイルC2着、7着アサクサキングスはNHKマイルC11着(この敗因は枠順が大きいと思うが)である。皐月賞で先行した5・7着馬はパフォーマンスを下げ、皐月賞で差してきた6着馬はそれ以上のパフォーマンスを出した。上がり33.9で追い込んできたフサイチホウオーやアドマイヤオーラは展開が向かなかったのは確かで、緩みないペースで流れたものの先行馬に有利な競馬だったと思われる。
 4角の位置取りがそのまま着順に影響した2004年の皐月賞の時程ではないが、それに近い状況だったのではないだろうか。ちなみに2004年のダービーは、皐月賞上位馬が掲示板から消え、2桁着順の馬が巻き返した年である。
 ◎フサイチホウオーで一点の曇りなし。皐月賞は負けて強しの内容は明らか。新馬からダービーを意識したローテーション、不器用なレースぶりから東京2400でアドマイヤオーラとの差は広がる。新馬戦でダービーを強烈に意識させたが、その後も順調に成長を続け無事ここまで辿り着いた。大一番を前にきっちり仕上げられた印象。ついに、夢を叶える時が来た。
 相手探しが悩むところだが、対戦比較・時計比較から○ナムラマースとした。評価すべきは毎日杯。勝ち時計1.48.0(1000m通過60.8-上がり34.5)は、翌週の大阪杯2.01.4(1000m通過62.2-上がり35.1)と13.4差、前週の若葉S2.01.2(1000m通過60.8-上がり36.0)と13.2差。単純比較は危険かもしれないが、毎日杯は雨の影響下のやや重でのレースだったことや上がりが速いことを考えれば優秀な時計である。
 ちなみに、大阪杯の1着はメイショウサムソン、2着はシャドウゲイト、若葉S勝ち馬はヴィクトリーであり、その後GTを勝った馬たちである。さらに、毎日杯の2着ヒラボクロイヤル、5着トーホウレーサー、7着タスカータソルテはその後続々とGUを勝った。1800mで強い競馬が目立つものの、トビの大きい馬で東京2400でも期待が持てる。
 さらに、追い切りのパターンを好調時に代えてきたのも好感が持てる。好調時は中間DWで乗り込み、直前は芝で追い切りをしていたが、皐月賞時は追い切りもDWで行っていた。中2週で疲れがあったのかもしれない。皐月賞時は「イレ込んでいたし、ハミも取らなかった。」とのコメントも。
 ▲アドマイヤオーラは以外に人気落ちの印象。母系から距離不安説もあるが、これはやってみないとわからない事。むしろ、デビュー以来体重を減らし続けており、馬体維持がカギになりそう。
 ヴィクトリーは、皐月賞が上記の評価で今回は厳しいか。同じBT産駒で逃げて2冠達成のサニーブライアンの前例はあるが、前例あるゆえに逃げ(先行)が光る。人気が上がった今回は、馬券的見送り。
 馬券は、◎○の馬連・ワイド本線。当コーナーでは馬連1点予想とする。
【馬連】J−Nの1点。

レースレーティング
59 阪神JF 阪神1600
チューリップ賞 阪神1600
58 皐月賞 中山2000
桜花賞 阪神1600
56 毎日杯 阪神1800
ニュージーランドT 中山1600
55 朝日杯FS 中山1600
弥生賞 中山2000
若葉S 阪神2000
54 プリンシパルS 東京2000
53 NHKマイルC 東京1600
52 青葉賞 東京2400
50 ラジオNIKKEI杯 阪神2000
京成杯 中山2000
共同通信杯 東京1800
48 きさらぎ賞 京都1800
京都新聞杯 京都2200
47 スプリングS 中山1800
数値は管理人が勝手に評価。現在、開発・研究中。
同週もしくは前後の週の条件戦の勝ち時計・ラップを参考に算出。
*古馬500万標準勝ち時計=50
*中距離戦で 1ポイント=0.2秒

ベストパフォーマンス(50以上)
62 フサイチホウオー 皐月賞・3着 中山2000
61 アドマイヤオーラ 皐月賞・4着 中山2000
59 ウオッカ チューリップ賞・1着 阪神1600
58 ヴィクトリー 皐月賞・1着 中山2000
サンツェッぺリン 皐月賞・2着 中山2000
ローレルゲレイロ 皐月賞・6着 中山2000
ドリームジャーニー 皐月賞・8着 中山2000
57 ナムラマース 毎日杯・1着 阪神1800
56 アサクサキングス 皐月賞・7着 中山2000
ゴールデンダリア プリンシパルS・1着 東京2000
ヒラボクロイヤル 毎日杯・2着 阪神1800
55 タスカータソルテ 毎日杯・8着 阪神1800
マイネルフォーグ NZT・2着 中山1600
54 フライングアップル 皐月賞・12着 中山2000
53 プラテアード プリンシパルS・2着 東京2000
52 フィニステール 青葉賞・3着 東京2400
51 トーセンマーチ 青葉賞・2着 東京2400
50未満 ゴールドアグリ - -
・数値算出方法
レースレーティングを基準に、着差、4角位置・コース取り、出遅れ・不利などを考慮。

・数値の癖
出遅れて大外から上がり最速の馬は数値が上がりやすいです。



5月26日(土)

 東京11R・欅Sミリオンベルの前走オアシスSは差し馬が台頭したレースとなったが、4コーナー2番手からの競馬で0.1差4着に残り、先行馬では唯一掲示板を確保した。
 1200m(5、4、1、2)、1400m(1、4、1、4)、と1200mに良績を残しているが、2度1600mを使ったことで今回に限り1400mが合いそうだ。前走先行して最後にバテた馬が1ハロン距離短縮。好位からの差し切りに期待。
【馬連】J−K、E−J本線に、JからCL@Oを押さえる



5月20日(日)

 東京11R・オークスは、全馬が距離未経験の上に、展開や馬場のアドバンテージも読みにくく予想困難なレース。
 今回はひとつテーマを設けてみた。それは…スイートピーS組を積極的に買うこと。
 スイートピーS組は過去10年で1連対のみ。去年優勝したカワカミプリンセスだけだ。歴代でも指折りの女傑を例外にすればこの組は軽視してもいい、というのが普通の考え。
 ところが、今年の勝ち時計1.47.1(1000m通過59.9・上がり34.8)は、前日の古馬1000万特別の1.47.0(1000m通過58.6・上がり36.0)と比べても価値は高く、他の組と比べて差が少ない。ならば、「例外あるところに、穴は存在する」ということ。
 ◎トウカイオスカーの巻き返しに賭ける。そのスイートピーSでは、出遅れて道中最後方からの競馬。そこから大外を回り33.9の上がりを使ったが、0.5差6着と敗れた。
 この時の勝ち馬スマートカスタムは、前走中山2000mのミモザ賞でやっとやっと差し切った相手。それが1800mになり、その馬にあっさり逆転された。戦績を見れば、2000mのレース勝った後、距離短縮で人気を2度裏切っている。しかも、短縮度合いが高いアネモネSほど下げ幅が大きい。
 2000mでも置かれてしまうレースぶりからも距離延長は良さそうで、遅めに流れる2400mなら4コーナーまでにそこそこの位置につけられるはず。
 ミモザ賞で破ったミンティエアーはフローラSでベッラレイアと僅差の競馬をしており、対戦比較からも通用の余地あり。オークスを意識したローテーションも好感が持てる。
 ○ラブカーナはスイートピーS最先着馬。忘れな草賞の時計内容も良く、2戦続けて穴をあけているように急成長中。切れは劣るが、好位からジワジワ伸びる脚で流れ込みに期待。▲ザレマは、忘れな草賞の時計内容が良く、前々で運べるのは有利。
 ベッラレイアは馬券的に押さえ評価とした。◎と同じく距離延長で競馬はしやすそうだが、ダイワスカーレットの回避により一躍主役に。展開作れぬ弱みがあり、人気を背負う立場で乗り方が難しい。GT未勝利騎手が1番人気でGTを勝つケースはほぼ皆無で(だいたい3〜5人気が多い)、個人的には買わないことが多い。
 フローラSの2.00.8(前半37.4・上がり34.3)は、同日1000万特別で同じようなラップで2着だったソリッドスライダーの1.59.9(前半37.4・上がり34.6)と比べても、せいぜい古馬1000万級。直線で2度、3度前が詰まった内容は数字には現れないが、見た目の印象が強すぎる感じも。
【馬連】I−K、I−Q本線に、IからFDAHCを抑える。


レースレーティング
59 阪神JF 阪神1600
59 チューリップ賞 阪神1600
58 桜花賞 阪神1600
56 忘れな草賞 阪神2000
54 スイートピーS 東京1800
53 NHKマイルC 東京1600
53 ミモザ賞 中山2000
51 フローラS 東京2000
51 500万下(アドマイヤスペース) 東京1600
47 あざみ賞 中京1800
46 矢車賞(注1) 京都1800
数値は管理人が勝手に評価。現在、開発・研究中。
同週もしくは前後の週の条件戦の勝ち時計・ラップを参考に算出。
*古馬500万標準勝ち時計=50
*中距離戦で 1ポイント=0.2秒
(注1) 重馬場で数値は暫定。

ベストパフォーマンス(50以上)
56 ザレマ 忘れな草賞・1着 阪神2000
ローブデコルテ 桜花賞・4着 阪神1600
トウカイオスカー スイートピーS・6着 東京1800
55 ラブカーナ スイートピーS・2着 東京1800
ハロースピード スイートピーS・3着 東京1800
レインダンス スイートピーS・5着 東京1800
54 ベッラレイア フローラS・1着 東京2000
ミンティエアー ミモザ賞・3着 中山2000
カタマチボタン 桜花賞・3着 阪神1600
53 ピンクカメオ NHKマイルC・1着 東京1600
52 スマートストリーム スイートピーS・4着 東京1800
51 アドマイヤスペース 3歳500万下・1着 東京1600
ミルクトーレル フローラS・4着 東京2000
アマノチェリーラン 桜花賞・10着 阪神1600
・数値算出方法
レースレーティングを基準に、着差、4角位置・コース取り、出遅れ・不利などを考慮。

・数値の癖
出遅れて大外から上がり最速の馬は数値が上がりやすいです。

 中京11R・東海Sも全馬が距離延長というやや特異なコース設定。ここは、アンタレスS組から距離が伸びて良さそうなタイプをチョイス。
 タガノサイクロンは、デビューから(4、1、0、1)の成績でOP入りしたが(唯一の敗戦も芝でのもの)、その後は重賞でHKC着と壁にぶつかった。まだキャリアが10戦目と浅く、ようやく一線級のレースにも慣れてきた。
 アンタレスSでは、道中最後方から4コーナーで大外を回っていた。それでいて、この組最先着のキクノアローとは0.6差4着まで追い上げたのは評価できる。レースぶりから距離が短い印象があり、距離延長で前進を期待。
 相手は、同じ理由でメイショウトウコン。前回案外だったエイシンラージヒルは単騎逃げ見込め、マークがおろそかになるようなら。
 左回りの2000m以上に良績があり、以前はその条件を中心に使われていたアルファフォーレスは前売り最低人気。昨年の3着馬で、久々に適条件に戻り複穴。
【馬連】A−K、H−K本線に、KからODFE押さえ



5月13日(日)

 ゴールデンウィーク後半の連休を利用して、東京競馬場に行ってきました。
 15年くらい前に競馬を始めた頃は毎週のように競馬場やウインズに通っていたのですが、ここ7〜8年はほとんどご無沙汰。東京競馬場は、いつ行ったか記憶にないくらいの超久々でした。
 それにしても、今年オープンしたフジビュースタンドにはえらく感動!内装もモダンな感じで、広々とした空間。もちろん、新築なのできれいです^^JRAの競馬場もウインズも以前から立派ではありましたが、いやぁさらに立派になりましたね^^
 最近はPATの普及などにより入場人員は激減。場内にはゆったり・のんびり感も。ゴールデンウィークということもあり、家族連れも多かったですね。土曜日行ったのですが、好天にも恵まれ絶好の競馬日和でした^^
 さて6階のA席指定に陣取ったのですが、これまた素晴らしい眺めでした!競馬場全体をほぼ一望でき、正面には世界最大のターフビジョン。(隣は馬主席?)いやらしい話ですが、これで2000円は安い!ウラケー(浦和競馬)の特観とは全然違う(笑、失礼!)
 普段は全レース購入することはないのですが、この日は当然全レース参加。収支はいまいちでしたが、1日競馬を楽しめました。競馬場に行ったからこそ予想に役立つ事もたくさん発見できましたね。
 是非、皆さんも行ってみてはどうでしょう?管理人もまた行ってみたいですね^^。大レースのない日なら、少し早起きして8:30頃行けば指定席が買えると思いますよ^^
 …ちなみに、管理人はJRAの回し者ではありません(笑)

 東京11R・ヴィクトリアマイル。レコード決着になったマイラーズCは時計的には勿論、メンバー的にもかなり高い水準にあった(下の表)。土曜日の京王杯SCにはこの組から2頭参戦していたが、エイシンドーバー(マイC7着)が1着、マイネルスケルツィ(同3着)も見せ場たっぷりの4着と好走した。
 ◎スイープトウショウは、マイラーズCで上がり32.7の脚を使いながらも届かず0.2差2着。前が残りやすい展開を考慮すれば、この組で一番強い内容だったと思える。
 問題はエリザベス女王杯で後塵を拝したカワカミプリンセスとの比較。この時は逃げ馬の1000m通過が57.4。上がりがかかる展開でスタミナを要求されるレースとなった。デビュー以来最速上がりが34.4(それ以上速い脚を使ったことがない)であるカワカミに展開が味方した。東京マイルの平均〜スローペースの競馬になれば、速い上がりを使えるスイープに有利なはずだ。さらに、カワカミは休み明け、乗り代わり、距離短縮と課題も多い。
 いわゆる「2走ボケ」の懸念はあるが、休み明けだった昨年の京都大賞典は1000m通過が64.1の超スロー。2戦目の天皇賞が同58.8と、緩急の差に戸惑った可能性も。
 ○アドマイヤキッス。マイラーズCは直線で窮屈になりながらも0.7差4着。マイル戦に戻ってパフォーマンスを上げたと言っていい。安定感があり、牝馬相手のここなら好勝負必死。
 穴馬は▲コスモマーベラス。愛知杯で○と0.2差だったが、外を回り上がり最速なら内容は互角。休み明けの前走を度外視し、昨年同レース0.4差4着を評価。東京コースに強い騎手に乗り替わるのもプラス。
 カワカミプリンセスは上記のような不安があり、あくまで馬券的には見送る。
【馬連】F−M、F−L本線に、FからADPを押さえる。

レースレーティング
65 マイラーズC 阪神1600
63 エリザベス女王杯 京都2200
63 秋華賞 京都2000
62 京都牝馬S 京都1600
61 高松宮記念 中京1200
61 愛知杯 中京2000
60 阪神牝馬S 阪神1400
59 中山牝馬S(注1) 中山1800
57 ダービー卿CT 中山1600
56 福島牝馬S 福島1800
数値は管理人が勝手に評価。現在、開発・研究中。
同週もしくは前後の週の条件戦の勝ち時計・ラップを参考に算出。
*古馬500万標準勝ち時計=50
*中距離戦で 1ポイント=0.2秒
(注1) 重馬場で数値は暫定。



5月6日(日)

 東京11R・NHKマイルC。時計・ラップ・内容からこの世代のレースレベルの序列をつけるのなら、皐月賞が筆頭で桜花賞や阪神JFが続く。これらが古馬1600万級以上に匹敵するが、朝日杯は勝ち馬以外は平凡な内容で同1000万レベルに足りない。
 皐月賞で前残りの競馬で差を詰めて6着だったローレルゲレイロ、桜花賞でやはり前残りの競馬を追い込んで5着だったイクスキューズの順で内容が良く、他も差はほとんどない。
 この能力比較を軸に今年のNHKマイルを考えてみたが、ここを勝つ馬は今までにないパフォーマンスを出した馬。つまり、ここでパフォーマンスを大幅に更新する何か必要になる。成長力、展開、騎手の騎乗、コース適性など。
 全出走馬中ベストパフォーマンスを持っているローレルゲレイロは押さえ評価とする。理由は、一連の内容は緩やかに上昇しているものの今回大きく上げる要素がないこと。前回の内容では、3〜4着に思えてきたこと。
 ◎はトーホウレーサー。ニュージーランドTは幾分恵まれた部分は否めないが、勝ち時計1.33.9(46.1-47.8[注])は翌週の卯月S(1600万)の1.33.5(46.1-47.4)と比較してもゆうに1000万級の内容はある。一番強調できるのは、未勝利勝ち→500万勝ち→芝替わり初重賞で好走→控える競馬でGU勝ちと一戦毎に急成長していること。今年のNHKマイルCを古馬1600万級に設定するのなら、勢いでこれをクリアできる。
 ○イクスキューズは最後まで◎と悩んだが、パフォーマンスが安定しているものの横ばいであることが気にかかった。ちなみに、フローラSは勝ち馬でせいぜい古馬1000万級。展開に恵まれた同馬は、桜花賞よりもパフォーマンスを大きく落とした。理由は色々あると思うが、一番は距離適性だと思う。適性のない2000mで逃げてチョイ差された馬が、距離短縮で好位からの競馬で結果を出す。桜花賞のように置かれはしない。前走の逃げがマイル戦への布石ならば、中1週続きも前走のダメージは少ない。
【馬連】E−Jを本線に、JからINFO@を押さえる。

[注]…ラップは、前後半4ハロンのレースラップ。



4月29日(日)

 京都11R・天皇賞(春)。長距離戦から短距離戦。スタミナよりもスピード比べにシフトしてきた近年の日本競馬において、3200mという距離はやや特殊な条件になりつつある。
 現在、3000m以上の重賞は天皇賞(春)の他に4レース。菊花賞、阪神大賞典、ステイヤーズS、ダイヤモンドSである。その中でGT級の馬が使ってくる阪神大賞典や3歳限定の菊花賞が当レースで直結しているのはごく普通の結果かもしれない。
 天皇賞を狙うのなら、ステップは日経賞や大阪杯よりも強豪ひしめく阪神大賞典にぶてけて欲しいところ。
 ◎デルタブルースが中心。阪神大賞典は、内でやや包まれ仕掛けが遅れながらも0.1差4着。苦手な決め手比べの競馬になりながら、上がり34.1なら上々だろう。そもそも、長距離GT2勝の実績。斤量を背負わされるGUよりも定量で行われるGTにより色気があったはず。▲アイポッパーを逆転できる。
 相手には、○マツリダゴッホを狙ってみる。折り合いの難しさから距離延長は不安だが、最内枠で馬を閉じ込める形で折り合いに専念。折り合った時の爆発力はAJCCで証明済みで、日経賞でも一番強い競馬をしている。
 メイショウサムソンは馬券的に軽視する。3歳春は勢いで2冠制覇→3歳秋やや不振→やや低調な大阪杯勝ち。ネオユニヴァースとダブる。中距離型の可能性も。
【馬連】@−N本線に、NからGIKMAを押さえる。



4月15日(日)

 中山11R・皐月賞は、◎フサイチホウオーを信頼する。対戦比較から一歩リードは揺るぎないところで、問題はコース適性とローテーション。
 まずコース適性ありと感じたのが、2戦目の東スポ杯。直線で前が狭くなり外から被される苦しい展開になりながらも、真ん中を割って抜け出した。着差は僅かでも、並ばれるともう一伸びする内容には奥深さを感じた。狭いコースの接戦は望むところではないだろうか。
 ローテーション的には、新馬からダービーを意識したものであることは間違いないところ。しかも、共同通信杯からの直行、災い多き1番枠と、皐月賞で3着に敗れた父ジャングルポケットと酷似している。しかし、ジャングルポケットは出遅れて3〜4角でかなり脚を使って直線では伸び切れなかったことが敗因ではないだろうか。もし、スムーズな競馬が出来ていればアグネスタキオンを逆転していたかもしれない。予定通りのローテーションで現時点で完成度が一枚上。調整過程が特に問題がない以上、気にすることはないだろう。
 相手は、器用さと勝負根性を兼ね備えている○アドマイヤオーラ。こちらも弥生賞で、ココナッツパンチが迫ってくるともう一伸び。ゴール前で3着以下を離した内容は着差以上に余裕があり、あの差はどこまでいっても変わらない。
 今年の皐月賞は、勝負根性に優れる2騎が馬体を合わせ後続を突き離す。ネオユニヴァースとサクラプレジデントで決まった年のようなイメージだ。(もしアンカツさんが勝っても、興奮して武騎手の頭は叩かないだろうけど…。笑)
 ◎○と接戦歴のある8枠3頭に食指が動くところだが、むしろ怖いのは離れた位置から吹っ飛んでくるタイプ。▲ドリームジャーニーの朝日杯は並の末脚なら3着だった競馬で、差し切った内容はあの時点で◎と甲乙付け難かった。流れが落ち着いてもねじ伏せる鬼脚があり、ならば距離に対する不安はないだろう。前走は明らかに叩き台。不利もあったが、折り合いを欠いて自分の形でなかったのが痛かった。今度は腹の据えた乗り方をしてくるはず。前が掃除されたあと2強に迫るが、直線短い中山では届かずの公算が高い。3連複・3連単用に。
【馬連】@−Nの1点



4月8日(日)

 阪神11R・桜花賞。今年は3強ムードの桜花賞だが、同じ舞台の阪神マイルでライバル2騎にクビ差先着したウオッカの1強の様相。
 ◎は敢えて、アストンマーチャンとした。昨年末の阪神JFの勝ち時計1.33.1(46.3-46.8)は、同週の1600万の1.34.1(47.6-46.5)を1.0上回った。この時期の2歳牝馬なら、古馬1000万級でも御の字のところ。この時は早めに抜け出し目標にされた感もあり(結果的に)、2着に敗れたものの京都1400から阪神1600に替わってパフォーマンス落ちはなく、ならば距離不安は解消されたと言える。
 さらにウオッカやダイワスカーレットと違い、この馬は桜花賞でこそ。ここに全力投球の度合いが高い。
 外枠は割引要素だが、スタートから素早くイン3〜4番手に潜り込み仕掛けを遅らせる乗り方で外々を回るウオッカを逆転できる。
 人気は3強に集中しているが、若い牝馬のレースでもありアテにならない部分(フケなど)はあるかも知れない。
【馬連】M−N、N−Qの2点



4月7日(土)

 中山11R・ニュージーランドT。ファルコンSは、内枠(1・2枠)からインを巧みに回っていた馬たちが上位3着まで独占したようにイン有利な競馬だった。この時の1番人気ダノンムローは後方からの競馬で4着に敗れた。
 ワールドハンターは、そのダノンムローと同じような位置取りから同じ上がりの脚を使い同タイム5着だった。内容的にはダノンムロー=ワールドハンターと考えて良く、初芝が重賞挑戦で出遅れていたことを考えれば能力はかなり高い。ここは逃げ〜先行馬が揃った。蛯名騎手起用でジックリ構える競馬なら距離延長も良さそう。確実に馬券圏内へ。
【馬連】G−K本線に、KからHINLDF@を押さえる。



3月4日(日)

 中山11R・弥生賞。GTとくにクラシックは強い馬たちがそこ目標に仕上げ真剣に勝ちにくるのに対し、トライアルGUではそこを使っての本番が目標であることが多くGTほどに厳しい競馬にはならない。有力馬になるほど、本番を見据えて脚を測るような様子見的な乗り方になりがちである。
 また、後者(トライアル)は馬場状態の良い開催前半に行われ、前者(本番)は馬場状態が悪化してくる開催末期に行われることが一般的である。
 トライアルGUがスローに流れて前が残る競馬になるケースが多いのは、こんな理由があるのかもしれない。
 ドリームジャーニーは朝日杯で最後方からの競馬で結果を出している。ここも同じ作戦を選んでくるはずで、人気アドマイヤオーラは後ろに意識が働く。
 サムライタイガースは、こことも遜色ないメンバー構成だったきさらぎ賞で0.3差3着。素質馬オーシャンエイプスに先着したのは評価できる。コーナー2つの京都1800からコーナー4つの中山2000へ。展開と馬場を味方に好走が期待できる。
 相手はスローペースの決め手比べに滅法強いアドマイヤオーラドリームジャーニーは展開向かず大外ブン回しなら、僅かに届かない。
【馬連】C−Dの1点



2月24日(土)

 阪神11R・アーリントンC。メンバー全体を見ると、前走でマイルより長い距離を使った馬が多い。強力な先行馬も見当たらず、開幕週の馬場を考えれば平均ペースの前残り・上がりの速いの競馬になりそう。
 アロマンシェスは器用さと瞬発力を兼ね備えた馬で、GTでも出遅れて0.6差7着とポテンシャルも高い。勝浦騎手は重賞でも、アポロティアラ(フェアリーS優勝)、タガノバスティーユ(スプリンターズS3着)などインを巧みに回っての大穴を開けている。絶好の内枠偶数番で狙い目十分。
【馬連】A−C、C−M本線に、CからEHDKを押さえる。

 中山11R・韓国馬事会杯。こちらも開幕週を迎える。芝コースはAコースに変更され、前開催で保護されていた部分が露出される。個人的な感覚でDATAを採ったわけではないが、開幕週の中山芝1200は内枠の馬が穴を開ける印象が強い。
 ストーンブリッジは1.07.7の持ち時計があり、これは出走馬中第2位にランクされ高速決着に実績がある。休養明け後はEI着に敗れているが、時計がかかる馬場状態・不得手な差す競馬で0.3差、0.4差なら悪い印象はない。7秒台の決着&好位のイン付けなら、見せ場もありそう。
【馬連】B−G、B−F本線に、BからDKN@を押さえる。



2月3日(土)

 京都10R・エルフィンS。ここはニシノマナムスメの鞍。前走はやや期待を裏切った感じもあるが、前半4ハロンのレースラップが新馬戦49.5→紅梅S46.2という落差に戸惑った面はある。それでいて、絶望的な位置からの脚色は際立っていた。今度は距離延長でスピード慣れも見込める。
 桜花賞有力候補であることに変わりないところだが、賞金的に苦しくなったのは確か。自己条件の登録もあったが、敢えてGT馬のいるここにぶつけてきた。ウオッカは斤量2キロのビハインドがあり、ここで目一杯の競馬はあり得ない。ニシノは勝たなくてはいけない状況であり、ここで負けるようでは桜花賞もへちまもない。
 父アグネスタキオンに、母はニシノフラワー。共に、管理している河内調教師が騎手時代に主戦を務めた名馬だ。手塩にかけて育てた愛娘を、弟弟子であり日本一のジョッキーである武豊騎手に託す。
 馬券は当然頭から。配当面を考え、ウオッカは押えない。
【馬連】A−B本線に、AからCDEFを押える。

 小倉11R・小倉大賞典マヤノライジンを見直す。前走は道悪で力を出し切れなかった感じで不完全燃焼。ローカルコースに適性あり、叩き3戦目。休み明けで外を回り0.1差3着した中日新聞杯の内容から巻き返し十分。
【馬連】G−J、G−O本線に、GからDHI@を押える。

 京都11R・山城Sチリエージェの前走は、昇級初戦で長距離輸送で馬体減も影響した様子。中1週で、普通なら馬体回復を考え軽めにやるところだが、坂路で強めに追われて好タイム。馬体回復なら大駆けも。
【馬連】D−F、A−F本線に、FからLCIHを押える。



1月27日(土)

 東京11R・東京新聞杯。傑出馬不在の混戦模様だが、なかなかのメンバーが揃った。有力馬は差し・追込系が多く、スローペースの決め手比べ。上がりの速い馬を注目したいところ。
 ホッコーソレソレーの2走前の鳴尾記念は、1・2着が前2頭の決着の典型的前残りのレースだったが、鋭く追い込んできた。サクラメガワンダーやマルカシェンクよりも内容は光っていた。前走もやや重で前残りのレース、3走前も32.8の上がりを使っても届かなかった。今回も同じパターンかもしれないが、とことん不完全燃焼のレースが続いているのは確か。OPは未勝利でも重賞を勝てるだけの力は持っている。調教で目立たないタイプで、人気になりにくいのも狙いたくなる要素だ。
 ただ、大外へ回すことが目立つ蛯名騎手の乗り代わりだけに強い競馬をして3着の可能性もありそう。馬券的には3着系の馬券で。
【馬連】E−K、E−G本線に、EからACMOを抑える。



1月21日(日)

 京都11R・平安S。昨年秋に行なわれたジャパンCダートは、アロンダイトが未勝利からの5連勝で頂点に立ち、重賞未勝利のフィールドルージュが3着だったことを考えるとせいぜいGU〜GVレベルと思える。ガーネットSもスリーアベニューが条件戦からの連勝を決めた。ブルーコンコルドが昨秋にGTを3勝したものの、今の中距離ダート界は傑出馬不在の低迷期ではないだろうか。トレンドは勢いのある上昇馬にある。
 フェブラリーSのステップレース的な意味合いも持つレースだが、このレースは毎年メンバーが揃って拮抗した一戦になり、近走の結果で人気が偏り波乱の結果となりやすく「平安」にはなかなか収まらない。今年も勝ったり負けたりのメンバーではないだろうか。ならば今回人気がないタイプを中心に取りたい。
 エイシンラージヒルの前走は前崩れの展開の中、ゴール前までしぶとく粘った。今回は差し・追込みタイプが人気になりそうで、展開面で有利に働きそうだ。イン先行有利な馬場状態を利して粘り込み計る。
【馬連】@−B、B−J本線に、BからILGEを抑える。



1月20日(土)

 中山9R・菜の花賞。ここは今年の期待馬センシュアルドレスが登場。前走の未勝利戦は不利な大外枠に加えて出負けするロス。道中も外々を回ってロスが大きかったが、直線では反応良く抜け出した。終い1ハロン11.8(推定)は、中山のやや重馬場を考慮すればかなりの評価ができる。いきなりのオープン挑戦でも。
【馬連】C−I本線に、IからJDEFを抑える。

 京都11R・石清水S。ここは厩舎と騎手から狙えるブリリアントグレイ。西浦勝一厩舎はTMオーシャンやカワカミPなど休み明けで秋華賞を勝っているように、初戦から仕上げてくる厩舎。本田騎手が乗ってきたときも信頼度が高い。
 直前は入念に乗り込まれ、仕上がり良好と見る。短い距離に実績はあるが、一本調子な面はなくタメる競馬なら克服できそう。
【馬連】C−I、A−I本線に、IからKJONを抑える。

 京都10R・河原町特別。調教面から狙えるのがヴンダー。ダート戦はこれまで1戦して着外に敗れているが、ダート調教では速いタイムもあり克服できそう。中間の本数・内容とも良く、叩き3戦目で変わり身期待。
【馬連】I−J、G−J本線に、JからFA@Nを抑える。

 中山12R・4歳上1000万下。中山ダート千八は一般的に大外不利の認識をしていたが、今開催はその傾向が薄い。オーロブライトは前回早めに捕まったが、それでも0.9差に踏ん張っている。叩いた効果も見込めば、もっとやれる。
【馬連】F−O、I−O本線にOからELAKを抑える。

 中山11R・サンライズSレオニダスで大穴狙い。直前の坂路で好タイム。馬込み嫌いのB着馬が大外枠を引いた。先手を取りたいモアザンベストにトップパシコも譲らない。展開決め撃ちで狙いたい。
【馬連】B−O、A−O本線に、OからIMD@を抑える。

 京都12R・4歳上1000万下テンザンダンディーは前走休養明けだったが、人気のタガノエクリプスと0.7差の8着だった。叩いて上向いてくるはずで、この差は詰めてきそう。人気が全くなく、配当面で狙い目。
【馬連】C−N本線に、Nから@FKEを抑える。



1月14日(日)

 京都11R・日経新春杯。年末には有馬記念、ハンデ戦ということもあり、条件上がりの馬でも十分通用するレース。近5年の勝ち馬のうち1600万を勝ったばかりの馬が3頭を占めている。
 ミエミエな狙いだが、◎トウカイエリートとした。父SSにトウカイテイオーの半弟という良血。”エリート”という名前からも活躍を期待していたことが伺える。休養を挟んで@A@着と本格化し、ハンデをもらえる今回は重賞を勝つ大きなチャンス。決め手比べの競馬に強く、十中八九スローペースのよーいドンのメンバー構成も好材料。
【馬連】E−G、B−G本線に、GからHI@を抑える。

 京都9R・紅梅S。馬券的妙味は薄いかも知れないが、ニシノマナムスメに注目。新馬戦は2着馬に詰め寄られたものの、余力たっぷりの手応えでラスト1ハロン11.3。着差以上に内容はあり、センスの高さは将来性を感じさせた。今年の桜花賞はこの馬。
【馬連】E−G本線に、EからCMDAを抑える。



1月6日(土)

 謹賀新年。今年も皆さんのご健勝とご活躍を願って、新年の挨拶とさせていただきます。何卒、当コーナーをよろしくお願いします。
 馬連回収率100%以上&予想レース数200レース以上を目標に今年もがんばりたいと思います。
 時間がないので早速行きます^^

 中山10R・アレキサンドライトSモエレアドミラルが今年の初馬券。ジョッキーが乗ってはいたが、南Wで5ハロン63秒台の時計を出していたように体調は良さそう。前走の北総特別は0.5差5着だが、体調UPと相手関係若干楽になり前進期待。
【馬連】E−I、I−Lを本線に、IからMAJOを抑える。

 中山11R・中山金杯マヤノライジンの前走は、休み明けで外々を回りながら0.1差3着だった。上位2頭がうまく乗られた感じもあり惜しい内容だった。中間の調整過程も問題なく、ここでは中心。
【馬連】L−M本線に、MからHOCGを抑える。